【福井】永平寺の禅体験ができる宿坊旅館「親禅の宿 柏樹關(はくじゅかん)」宿泊記ブログ(動画あり)

1月上旬(2026年)、2泊3日で福井旅行に行ってきました。

一番の目的は、およそ800年ほどの歴史と伝統を誇る禅の道場、永平寺

ただ参拝するだけでなく、永平寺認定の禅コンシェルジュがいる宿坊旅館、
永平寺 親禅の宿 柏樹關(はくじゅかん)に宿泊することで、
とても快適に、禅の世界を体験することができました。

目次

永平寺のここがすごい!

永平寺といえば、
年越し番組「ゆく年くる年」の除夜の鐘のシーンでも有名ですよね。
(毎年永平寺ではないけど)

あと、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズが強い憧れを抱いた場所としても有名。
ジョブズだけでなく、シリコンバレーのITリーダーたちなど、
欧米の富裕層や知識層からも「禅の聖地」として根強い人気があるよう。

永平寺のある永平寺町は、
地域に根付く大本山永平寺の禅文化を観光資源としていることが評価され、
2025年10月に、国際認証機関が選ぶ、
世界の持続可能な観光地100選(Green Destinations Top 100)」に選出されています。

そんな永平寺のどこがすごいのか?
AIに聞いてみたら、こんな回答でした。
↓ ↓

永平寺が「すごい」と言われる理由は、主に以下の3点に集約されます。

  1. 日本最大級の修行道場
    2026年現在も約150名の修行僧(雲水)が、道元禅師が定めた700年前とほぼ変わらない厳しい規則に従って生活しています。私語厳禁の食事や、1日中行われる坐禅など、「生きるすべてが修行」という環境が今も息づいています。
  2. 荘厳な「七堂伽藍(しちどうがらん)」
    修行に欠かせない7つの主要な建物が回廊で結ばれており、山間に巨大な建築群が整然と並ぶ姿は圧巻です。特に、230枚の天井画が美しい「傘松閣(さんしょうかく)」や、格式高い「山門」などは、歴史的・芸術的価値が非常に高いです。
  3. 曹洞宗の「大本山」という格付け
    日本に約1万4千寺ある曹洞宗の寺院の頂点(大本山)の一つです。皇室との縁も深く、明治天皇からは「日本曹洞第一道場」の勅額を贈られるなど、日本を代表する寺院としての権威を持っています。

個人的には、“観光寺”ではなく“修行寺”であるということに興味津々。

ひとつ目の「1日中行われる坐禅」というのはさすがに言い過ぎで、
実際の雲水さん(修行僧)のお話だと、
坐禅をするのは1日3回ぐらいに分けて計2時間だそう。
それでも1日のスケジュールを考えるとなかなかの厳しさだな〜と、
その他にも色々な意味で、思った以上に感銘を受ける素晴らしい場所でした。

一度行ってみたいと思っていたので、今回やっと行けてよかった。

今回の旅の全工程

そんな永平寺を1番の目的にしつつ、
そのほかにも色々と楽しんできた旅の工程は以下の通り。

【1日目】
東京駅→福井駅→永平寺→「永平寺そば一休」でランチ
→宿にチェックイン→永平寺で座禅体験→夕食
<宿泊> 永平寺 親禅の宿 柏樹關

【2日目】
永平寺で朝のお勤め→朝食→チェックアウト
→食と文化の発信施設「ESHIKOTO」(永平寺町)
→「蕎麦 山や」でランチ→ベーカリー「ハレヤ」でテイクアウト
→宿にチェックイン→Bar 刻(とき)→夕食「日本料理えん」
<宿泊> 歓宿縁 ESHIKOTO

【3日目】
朝食「Apéro & Pâtisserie acoya(アペロ&パティスリー アコヤ)」
→石田屋ESHIKOTO店→チェックアウト→永平寺口
→福井駅→「蟹と海鮮ぼんた」でランチ→東京駅

2泊目に宿泊したESHIKOTOという施設もとてもよかったので、また追って書くとして、
今回は主に「永平寺 親禅の宿 柏樹關」での体験について、
時系列で旅を振り返ってみたいと思います。

【12:55】福井駅からバスで永平寺へ

福井駅までは、東京駅から9:20発の北陸新幹線に乗り、12:26着。
約3時間半で着きました。

気温は5℃。
途中の富山あたりはかなり雪が降っていましたが、福井は曇り。
思ったより寒くなくてちょうどいい気候。

そして東口にあるバス停(1番乗り場)から12:55発の永平寺ライナーに乗り換え、
30分ほどで終点の停留所「永平寺」に到着!

永平寺ライナーは予約不要。
満席だと乗車できないので混む時期は早く並んだ方がいいですが、
1月は閑散期とのことで空いてました。
おとな750円、こども380円

【13:25】「アトリエ菓修」と「永平寺そば亭 一休」

アップルパイが有名なスイーツ専門店「アトリエ菓修」
その隣にある「永平寺そば亭 一休」

「アトリエ菓修」というアップルパイが大人気の店があることは知っていたのですが、
バス停降りてすぐの場所にあるとは知らず、
さっそく出会えてラッキーでした。

こちらのオーナーは、フランスの5つ星ホテルで働いた経験もある方だそうで、
このあたりでは“伝説のパティシエ”とも言われているとか。

店内では色々なケーキや焼き菓子が販売されていますが、
中でも9月〜4月まで限定発売されるアップルパイが大好評で有名。

私が行ったのは閑散期の平日だったので空いてましたが、
観光シーズンには行列ができて午前中には売り切れてしまうことも多いほど大人気なんだそう。

そして、その隣にあったのが「一休」というお蕎麦屋さん。
どうやら「アトリエ菓修」と経営が同じらしく、
お蕎麦屋さんでありながら店内でケーキを食べることも可能。
もちろんアップルパイも食べることができます。

なので、お腹も空いてたし、アップルパイも食べられるしということで一休でランチを食べることに。


時間的にも空いていたのですぐ入ることができ、
私は「おろしそば」がメインのセットメニューを注文(1400円)。
デザートにアップルパイも注文しました。

スクロールできます
福井といえば「おろしそば」
永平寺名物の「ごま豆腐」もセット
お店の名物「そば団子」(1つは自家製のあんこ入り)
温めて提供されるアップルパイ(600円)
サクッと軽くて中はとろっと、めちゃ美味しい

おろしそばもごま豆腐もそば団子も美味しかったけど、
アップルパイがまた美味しくて、人気なのも納得!
ちなみにテイクアウトする場合は、お隣の「アトリエ菓修」で、1人3個まで。
観光シーズンだと行列ができることも多いようです。

【13:50】バス停から歩いて「柏樹關(はくじゅかん)」へ

今回の宿、「柏樹關」はバス停から歩いて10分もかからない永平寺の門前にありました。
山に囲まれるような自然豊かな場所で、
前日に積もった雪がほどよく残っていていい感じの冬景色。
ひんやりした空気も清々しい。

永平寺まで歩いて3、4分で行けるので、参拝にもとても便利。

宿の前には永平寺川。清らかなせせらぎにも癒されます。

「柏樹關(はくじゅかん)」の概要

建物には永平寺の敷地内から切り出した「永平寺杉」も使用されていて、自然と調和して素敵な雰囲気。

柏樹關」は2019年の7月に開業。
比較的まだ新しい宿ですが、年々知る人も増え、
永平寺の門前を象徴する宿として定着しているよう。

全18室の和洋室、男女別の大浴場(露天風呂もあり)を備え、
レストランでは永平寺が監修する精進料理も提供。

旅館と宿坊の中間に位置する施設」をコンセプトとしていて、
ただ泊まれるだけでなく、永平寺で研修を受けた案内人、“禅コンシェルジュ”が、
永平寺での坐禅体験朝のおつとめ(朝課)への参加などをサポートしてくれるサービスがあるのも特徴的!

禅の心に触れる貴重な体験ができる宿として、クチコミの評価も高く、
以前からずっと気になっていたのでした。

「宿坊」というとちょっとハードル高く感じちゃう人も多いと思いますが、
どちらかというと「旅館」寄りなので、施設自体もとても快適。

ちなみに、この宿を経営しているのは、
ホテル椿山荘東京や箱根のホテル小涌園やユネッサンリゾートも経営している
藤田観光グループだそうで。
なるほど。と思いました。

宿泊料は、1月上旬の閑散期だったので大人2人で4万円弱。
個人的にはかなりコスパいいのでは?と、お得感ありましたが、
時期によってはもっと安く泊まれることもあるようです。

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【14:00】「柏樹關」にチェックイン

永平寺寄贈の「魚鼓(ほう)」

正面玄関から中に入ると目の前に飛び込んできたのは、おっきなお魚。

実はこれ、その昔、永平寺で食事の準備ができた合図として鳴らされていた、
魚鼓(ほう)と呼ばれる龍頭魚身の鳴器。木魚の原型とも言われているよう。
柏樹関の開業に合わせて寄贈してもらったものだそうです。

右を向くと「開也(カイヤ)の間」という柏樹関を象徴する親禅の空間。
畳が気持ちいい。
備付けの坐布(ざふ)を使ってちょっと座ってみるもよし、
坐禅や写経の体験をすることもできます。

「開也の間」からは禅庭も眺められます。(写真は一休より引用)
1階のフロアマップ

お香のかおりがする中、フロントでチェックイン。

このあと参加させて頂く坐禅体験についてや、翌朝のお勤めについてなど、
温かい黒豆茶を頂きながら丁寧に案内して頂きました。

フロントから客室に続く回廊はちょっとしたギャラリーになっている「禅の道」。

永平寺を開き日本に禅を伝えた道元禅師の生涯をモチーフにした絵画が展示されていて、
永平寺に行く前の予習にもなります。

【14:15】ルームツアー

建物は3階建てで、客室は2階と3階に全18室。すべて同じ間取りの和洋室です。
デラックスルームとか、そういうのはありません。

客室プレートは越前漆器

今回私が泊まったのは2階の一番奥の大浴場のお隣のお部屋。

室内は40平米あるので結構ゆったり。

障子を開けるとこんな感じ。
向かいの建物からもこちらが見えそうなのであまり開けませんでしたが、
下を見下ろすと永平寺川が見えてなかなか風情があります。

ちなみに、永平寺川に沿って永平寺に繋がっている道は復元された参道だそうで、
キレイに整備されています。

和三盆と抹茶の落雁(餡入り)
館内のショップで購入可能

テーブルの上には永平寺御用達の老舗「落雁諸江屋」の落雁のお菓子。
ほろほろと口の中で溶ける上品で優しい甘さのウェルカムスイーツでした。

ラグジュアリーホテルにも作品を納入している
画家・増田洋一郎さんの作品
福井県産の紙くず入れ

デスク周りはこんな感じ。

備品のほとんどが福井県産というのも素敵。

お茶セット
緑茶のティーバッグが2つ

クローゼットの中には館内着。

セパレートタイプで楽ちんです。

ベッド周り。

壁紙は越前和紙
スマホ用のスピーカースタンド
(ショップでも販売してます)

洗面所も結構広めで使いやすい。

越前焼きの洗面ボウル
ムギの廃棄部分から作られた環境に優しいアメニティ
雪肌精のスキンケアセットもあり
トイレも広々

色々体験したり食事に行ったりでほぼ寝るだけなのに十分すぎる寛ぎの空間でした。

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【15:05】永平寺で座禅体験

この参道をまっすぐ行くと永平寺

チェックインして一息ついたところで、15時30分からは坐禅体験!

館内でするのかと思ったら永平寺で体験させてもらえるとのことで、
15時05分にフロントに集合。
チェックインの時と同じ作務衣のようなユニフォームを着たスタッフの方が、
永平寺まで連れて案内してくれました。
永平寺にめちゃくちゃ詳しいので、
この方がきっと“禅コンシェルジュ”なんだろうと思います。

*坐禅体験は永平寺の行事の都合で館内で行うこともあり。
*興味なければ参加しなくてもOK。

室内にあった案内より

この日の参加者は、私たち2人の他に外国人カップルが1組。
20代後半ぐらいかな?
若い2人で日本語が全く話せないのですが、スタッフの方は英語にも対応していて、
日本語で私たちに説明したあと、英語でも説明していました。

きっと外国人観光客も多くて慣れてるんだろうと思いますが、
永平寺についてや禅の説明を英語でするって難しそう。
時々、そう訳すんだ〜、と思って、ちょっと面白かったです。

3、4分歩くとあっという間に永平寺に到着!
ここがあの永平寺か〜、と、テンション上がりました。

樹齢700年ともいわれる杉の巨木に囲まれた山間に位置していて、
心なしか空気が違うよう。

ちなみに、永平寺の境内の広さはなんと約33万平方メートル(約10万坪)もあるそうで、
東京ドーム約7個分に相当する広さだとか。

ここが参拝者の入り口。
拝観料は大人1人700円ですが、宿泊料に含まれているようで払う必要はありません。

引用:永平寺公式サイト

中に入ってしばらく待っていると、
若い雲水さんが坐禅をする場所(たぶん「吉祥閣」)の中につれて行ってくれて、
まずは坐禅の基本的なやり方について15分〜20分の説明。
座る場所、足の組み方、姿勢、手の組み方、目線、呼吸の仕方など、
思った以上にいろんな意味があって、
ひとつひとつ丁寧に教えてくれます。

座禅は曹洞宗の教えの根幹。
それはお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものだそう。

姿勢を整え、呼吸が落ち着いてきたら、心を調え、20分の坐禅開始。
只管打坐(しかんたざ)」といって、ただひたすら座ることに集中します。
無になる必要もないとのこと。
雑念が浮かんできても、それを追わずに、ただ呼吸や姿勢に意識を戻します。

簡単なようで、慣れていないと20分でも結構辛い。
足が痺れて痛くなってきたり、ちょっとした睡魔にも襲われそうになったり、、

心がざわついたり、眠くなったり、姿勢が乱れたりした時に、
片手を拝むような形で雲水さんに知らせると、
「警策(けいさく)」という棒で肩を叩いてくれるということだったので、
興味本位もあって叩いてもらいたかったのですが、
一緒に参加している外国人カップルより先にギブアップするのは
日本人としてのプライドが許さず(笑)

変な意地を張っていたら私の隣で1人で参加していた男性(宿泊者ではない方)が、
すっと片手を拝むように合図を送り、
それに気づいた雲水さんがすすっと歩いて男性の後ろに立ち、ビシッと一振り。
それが思ったよりも強めで痛そうな音がして、
こっちまで目が覚めたところで20分終了の合図w

なかなかない機会だし、
もうちょっとしたら叩いてもらおうと思ったので、
あれ?終わっちゃった?と、ちょっと残念でした。

これから行かれる方、あまり我慢しすぎないことをおすすめします(笑)

あと、裸足にならないといけないので女性の方はタイツなどでなく、
靴下を履いていった方がいいし、スカートなら丈の長いものがいいです。

ちなみに、雲水さん(修行僧)たちは、毎日朝晩3回に分けて40分ずつ、
計2時間の座禅をしているそう。
基本中の基本の修行だと思いますが、体験してみるとその厳しさがよく分かる。

でも確かにずっとやっていたら心身共にとても良さそうだし、
家でやってみるのもいいかもと思います。

夕陽がきれい

永平寺を出たのは16時30分過ぎ。
16時30分閉門なので、あまり境内を見る時間はなく宿まで戻ってきました。

【19:00】夕食(精進料理)

食事は、夕食も朝食も1階にある「お食事処 水仙」で頂きます。

夕食の選択肢はいくつかありましたが、私たちが選んだのは「精進料理」。

蟹やふぐなど福井の美味しいものを盛り込んだ和食膳もありましたが、
せっかくここへ泊まったら、とことん禅の世界に浸りたいな、と。

禅の世界では食事は大切な修行のひとつ。
ここでは、永平寺監修のもと研修を重ねた調理人が作る、
禅のこころを活かした御膳スタイルの精進料理が楽しめます。

ちょっと豪華なグレードアッププランもありましたが、スタンダードプランにしました。

ソフトドリンクメニュー
アルコールメニュー

ドリンクメニューも豊富で、お酒なんか飲めないのかと思いきや、
普通にたくさん用意されていました。

福井県の若狭で生産された紅映梅(べにさしうめ)を使った「ご当地BENIサイダー」
前菜

精進料理ってちょっと味気ないイメージもありましたが、
前菜から全部ちゃんと美味しくて、
ちょっといいホテルの日本料理屋さんと変わらないのでは?と思うレベル。

お肉やお魚がなくても物足りなくないし、温かいものは熱々だし、大満足の夕食でした。
宿泊料を考えたらコスパ良すぎてびっくり!

【21:00】大浴場で「香湯沐浴(こうとうもくよく)」体験

食後、部屋で少し休んでから大浴場へ。

そんなに大きなお風呂ではないですが、貸切状態で入れたのでとてもゆったり。

温泉ではありませんが、内湯だけでなく外に露天風呂もあって、
時間によっては永平寺の鐘の音も聞こえるそう。

外の露天風呂より少しぬるめの内湯は、香湯(こうとう)が楽しめます。

香湯(こうとう)とは、香木を煮出した香りの高い湯で身を清めることで、
仏の道に入るための準備として用いられるもので、
永平寺では、特に神聖な 行持をおつとめする際に「香湯沐浴」をするのだそう。

永平寺と同じ成分・分量の配合の香木が入った袋がぷかぷか浮いていて、
独特のいい香り。
身も心も清められた気がしました。

そして朝のおつとめに寝坊しないために夜10時には就寝!

【4:40】永平寺で朝のおつとめ(朝課)に参加

翌日は朝4時40分にフロントに集合だったので、4時に起きました。

チェックインの時に、
「朝のおつとめは寒いので、靴下は2枚重ねばきするぐらいでもいいかもしれません。」
と、アドバイスを頂いたので、しっかり2重に、暖かい格好で出発。

雪は降ってなかったけど、気温は1℃ぐらいだったかな?
思ったほど極寒ではなかったけど、そこそこ寒くて暗い中、
宿の案内人の方が永平寺まで連れて行ってくれました。

※朝のおつとめ参加希望の場合はチェックイン日の17時までにフロントで申し込み
※料金は無料
※大きな法要や行持の関係で、法話が無い場合があります。
また、成道会や涅槃会のある12月前半、2月前半は、朝のおつとめには参加できず、
別プログラムでの案内になる可能性が高くなるそう。

柏樹關の公式サイトより

「朝のおつとめ」は、1年365日毎日行われていて、開始時間は朝5時半頃。
もしかしたらそれは冬時間で、夏はもっと早い時間だったりするのかもしれません。(不明)

この日の参加者は6人。
真冬はきっと少ないんでしょうね。
宿の宿泊者だけでなく、直接永平寺に申し込んで参加してる方もいました。

おつとめが行われるのは、「法堂(はっとう)」という一般の寺院でいう本堂にあたる建物。
朝のおつとめだけでなく、重要な法要儀式が執り行われる場所でもあるそう。
 
永平寺は山に向かって階段状に建物が配置されていて、
法堂は一番奥の最も標高の高い場所に位置しているので、
案内役の雲水さん(修行僧)の後をついて、
まだ薄暗い長い回廊と階段を私たち参加者が一列になって黙々と登っていくような感じ。
10分ぐらいはかかるので結構いい運動になるし、
どんどん神聖な領域に入っていく緊張感がまた期待感を高めるというか、
不謹慎なのかもしれませんが、めちゃくちゃ好奇心をくすぐられました。

永平寺の朝のおつとめの様子(永平寺の公式サイトより引用)

流れとしては、ざっくりですが↓こんな感じでした。

(4:40)フロント前に集合→歩いて永平寺へ
(5:00)雲水さんについて法堂へ移動
(5:30)朝のおつとめ(朝課)
(6:30)雲水さんによる境内の案内
(6:55)宿に戻る

約420畳あるという畳敷の広い法堂に着くと、
後ろの方に参加者用の椅子が並べられていて、
そこに座って静かにはじまるのを待っていると、
5時半少し前ぐらいから、どこからともなく僧侶の方々が整然と集まり、
最終的には80人ぐらいいたのでは?
その多くがおそらく20代ぐらいの若い雲水(修行僧)さんたち。

撮影などはできないので写真も動画もありませんが、一斉にお経を唱える様は圧巻!
その低く太い響きと凛とした佇まいに心が震えるような感覚でした。
(寒さもあったけど笑)

巨大な木魚や鐘など、鳴り物もあちこちから鳴り響き、
厳格な雰囲気の中ではありましたが、あちこち気になってしまい、
目玉だけでキョロキョロ。
1時間弱という結構長い時間でしたが、まったく飽きたり眠くなることもなく、
ずっと感動してました。


参加者はただ見ているだけでなく、
一緒にお経を唱えられるようにおつとめ用の冊子が配られ、
どこで何ページのお経を読むのかもその都度教えてくれるのですが、
慣れないと目で追うだけでも結構難しい。
こんな長い長いお経を全て暗記して(60ページ以上ある)、
どこで息継ぎしてるかも分からないぐらいスムーズに唱えられるようになるまで、
どれぐらいの時間がかかったんだろう?
そもそもどんな思いで毎日修行をしているんだろう?とか、
気になること色々。雑念だらけで申し訳ないw

あと、順番にお焼香できるタイミングもあって、その時はマフラーもダウンも脱いで、
事前に教えて頂いた作法通りにお参りさせて頂きましたが、その一瞬でも結構寒かった。

堂内といえどエアコンもなく、隙間風も入ってくるような寒さの中、
私たちはダウンジャケットにマフラーをして、
靴下は2重という万全の防寒対策が許されていましたが、
当然ですが、雲水さんたちは坊主頭に裸足、決して暖かそうには見えない袈裟姿。
寒さなど感じていないような無表情でおくびにも出さず。
開け放たれていてほぼ外と変わらないような寒い中、
じっと立って時々何かのタイミングで鐘を鳴らしている雲水さんもいて、
それだけでもなかなかの厳しい修行だな〜と思いました。

1時間弱の朝のおつとめが終わると、また整然と退出していく姿は格好良くも見えたり。

その後、雲水さんがまだ参拝者が誰もいない境内の主要ポイントを
粛々と案内してくださって終了したのですが、
ほんとに貴重な経験をさせて頂いたな〜と、朝から清々しい気持ちになりました。

寒かったけど(笑)

ということで、7時少し前には宿に戻ってきました。

レストランでは朝食の準備をしてるのが見えます。

写真だとちょっと分かりづらいですが、空にはまだ月も見えました。

【7:00】朝食

戻ってきてちょうど7時頃だったのですぐに朝食会場へ。
夕食と同じ場所に案内されました。

<朝食の利用時間> 7:00~9:00

朝食は特に精進料理とは書いてませんでしたが、ほぼ精進料理といえる内容ですね。

お粥と小鉢が色々あって、とてもヘルシー。

スクロールできます
お粥とお粥あん
朝鍋味噌仕立て
オレンジ寒天ゼリー豆乳ホイップ

熱々のお粥と朝鍋で冷えた体も温まり、
夕食同様、どれも丁寧に作られていてちゃんと美味しかったです。

ドリンクバーもあって、コーヒーや紅茶を紙コップで部屋に持ち帰れるものよかった。

【10:00】チェックアウト

チェックアウトは10時。
ちょっと早めですが、食後少しゆっくりした後、
改めて永平寺を見に行きたかったのでちょうどいい。

座禅体験と朝のおつとめで、すでに2回も永平寺に行っていましたが、
自由に見て回ることはできなかったため、もう一度行きたかったのでした。

荷物を預かって頂き、頂いた無料参拝券を持って再び永平寺へ

色々な体験をさせて頂いた上に無料参拝券まで頂き、至れり尽くせり。

食も含め、五感で「禅」の空気を感じられる素晴らしい宿でした。

超、おすすめです!

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永平寺の写真はInstagramにも投稿しているので、
こちらもよろしければ。
  ↓↓

周辺情報

宿の周辺はそんなにたくさんお店がある感じではない印象でしたが、
永平寺町の公式サイトにあるおさんぽMAPを見ると少し歩けば意外とあるよう。
あまり下調べせずに行ったのであとで知りました(笑)

永平寺町の公式サイトより引用

冒頭の方で紹介した「アトリエ菓修」と「永平寺そば亭 一休」以外に、
私が行ったお店をいくつか紹介します。

伝統工芸とカフェ「Hikari Terrace 輝坊」

宿の前の参道にある「Hikari Terrace 輝坊(ヒカリテラスキボウ)」

2024年10月にオープンしたまだ新しい商業施設です。
施設内にはテナントとして、鋳物メーカーの販売店「能作」と、
「ごはんカフェ DDC Eiheiji」、
伝統工芸品のセレクトショップが出店しています。

柏樹關に宿泊すると10%割引のクーポンをもらえました。
錫(すず)でつくったカップなど、素敵な工芸品が結構たくさんあったので、
ゆっくり覗いてみるのも楽しいと思います。

「ごはんカフェ DDC Eiheiji」は、ちらっと覗いただけですが、
ピザやフィッシュ&チップス、パンケーキ、ソフトクリームなど、
ファストフードっぽいメニューだったような。
味はわかりませんが、休憩するには良さそうな雰囲気でした。

永平寺だるまぷりん

永平寺のバス停から宿に向かう道の途中にあるコンテナプリン専門店
「永平寺だるまぷりん」。
SNSでもよく見る人気のお店です。

禅と関わりの深いだるまをイメージしたプリンは、
福井県産素材にこだわって作っているそう。
時期によってはフレッシュないちごやマンゴー、キウイなどを
たっぷり使った映えるプリンが並ぶこともあるようですが、
私が行った時は真冬だったので、そういうのはなく、
わりとオーソドックスな感じのプリンが5種類並んでました。

購入したのは、ちょっと硬めの「がんこぷりん」と「いちごみるく」。
「いちごみるく」はムースのようで、それはそれで美味しかったけど、
個人的には昔ながらのプリンのような「がんこぷりん」が好みでした。

ちなみに、福井駅にも出店しているので、
お土産にする場合はそちらで買った方が楽だと思います。

ほっきょ壮(お食事・お土産)

永平寺を参拝した帰り、門前町の並びにある「ほっきょ荘」というお土産屋さんで、
福井名物として有名なお揚げを発見!

食べてみたいと思いつつ、これを作っている「谷口屋」は福井県坂井市にあるので、
今回は諦めていましたが、思わぬところで出会えました。

一応冷蔵品なので3つしか購入しませんでしたが、
大きくて分厚くて、シンプルに焼いてお醤油をかけるだけでとても美味しかった!

ふるさと納税の返礼品にもなっているので、早速寄付の申し込みもしました。
届くのが楽しみです。

動画も作ってみました

こちらもよろしければぜひ。
↓ ↓

そして、2泊目は、同じく永平寺町にある↓こちらの宿へ。こちらもよかったらぜひ。

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