今年(2024年)5月17日に開業したばかりのホテル、
「nol hakone myojindai(ノル ハコネ ミョウジンダイ)」に宿泊してきました。
大きなホテルではありませんが、宮城野温泉を引湯した大浴場や露天風呂、
サウナに加え、1年中利用できる屋内サーマルプール、
フリーフローのラウンジもあって、
とてもいいホテルだったので詳しく紹介します。
こちらのホテルです!
↓ ↓
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nol hakone myojindaiの場所
ホテルの場所は箱根町の宮城野というエリア。
車だと箱根湯本駅から20分ほどの場所だそう。
一休.comには、↓こう書いてあります。
■電車をご利用の場合
東京駅(新幹線こだま)約35分→小田原駅(箱根登山鉄道約20分)→箱根湯本駅(タクシー約20分)
■お車をご利用の場合
東京I.C(東名高速約35km)→厚木I.C(東名高速約49km)→御殿場I.C(R138 約16km)
最寄駅は強羅駅
公共交通機関を使うと、最寄駅は箱根登山鉄道の「強羅駅」。
今年は3月にも強羅に行きましたが、その時は、新宿発の高速バスを利用し、
ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで観光も楽しみつつ強羅へ。
それもそれで楽しいルートでしたが、今回は、新宿発のロマンスカーを利用し、
箱根湯本から箱根登山電車に乗って強羅まで行きました。
私が行った6月下旬はあじさいの時期。
毎年その時期の箱根登山電車は、沿線にあじさいが咲き誇ることから
「あじさい電車」と言われていて、
車窓から見えるあじさいがとてもキレイ。
カメラを抱えた撮り鉄さんたちもたくさんいました。
駅前では、「強羅竹まり灯り」というイベントが行われていて、なんだか素敵な雰囲気。
と思ったのですが、夜はライトアップされてもっとキレイだったよう。
強羅駅からホテルまでの無料送迎バス
そんな強羅駅からホテルまでは車で10分ほど。
歩ける距離ではないので、強羅駅からホテルまでの無料送迎があります。
(メールか電話での事前予約制)
私もそれを利用させて頂きました。
■送迎時刻
【強羅駅発、ホテル行き】15:00/16:30
【ホテル発、強羅駅行き】10:10/11:10
当初、15時強羅発の便の予約を1ヶ月以上前にメールでお願いしましたが、
その日は混んでいたようで、臨時の2回転目、
15時30分頃の便なら大丈夫とのことでそれに乗車させて頂きました。
送迎バスの予約は早めがいいかも
nol hakone myojindaiとは
「nol hakone myojindai」は箱根の中でも閑静な別荘地、宮城野エリアにあります。
もともとは会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」だったそうで、
それをリブランドしてオープンさせたのだそう。
なので、外観やエントランスを見てもわかりますが、
建物自体はたぶん築30年以上経っているのだと思います。
(写真は一休.comより引用)
運営は変わらず東急リゾーツ&ステイ株式会社。
「nol(ノル)」はその東急が展開する新しいホテルブランドで、
1軒目が2020年11月に京都に地域滞在型ホテルとして開業した
「nol kyoto sanjo(ノル キョウト サンジョウ)」。
「nol hakone myojindai」は2軒目となります。
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Naturally(自分らしく、自然体で)
Ordinarily(普段通り、暮らすように過ごし)
Locally(その土地の日常に触れる)
この3つをブランドコンセプトとしていて、その頭文字を取って「nol(ノル)」。なんだそう。
「リゾートホテル」という位置付けのようで、公式サイトには、
「自然と静寂に包まれ、自分をととのえるひとときをお過ごしください。」と書いてありました。
開放感抜群のロビーラウンジ
ひと昔前の面影を残すエントランスとは打って変わって中はとてもおしゃれな雰囲気。
2階まで吹き抜けになっていて開放感あります。
エントランスを入って左がレセプション。
上からも光が差し込んで、
木や石など天然素材を多く使った温かみのある内装と相まって素敵です。
そしてエントランス入って右側がラウンジ。
中庭の緑がまるで大きな絵画のよう。
あまりにキレイで、オープンテラスかと思い、吸い込まれるようにガラスに突っ込んでしまいましたw
(軽めになのでガラスも私も無事でした)
こじんまりしたラウンジですが、めちゃくちゃ素敵です!
フリーフローのドリンクバー
↑ここはフリーフローのドリンクバー。宿泊者は自由に利用できます。
冷たいデトックスウォーターとハーブウォーター。
温かいお茶はとにかく種類が豊富。
マスカットワインティーや梨と金木犀の和紅茶、梅紅茶、
バタフライピーとレモングラスの「ブルーレモン」など、
色々あって選ぶのも楽しい。
コーヒーマシーンは、カフェラテやカプチーノはもちろん、ココアや抹茶ラテも作れます。
そしてその横にはアルコール類のサーバー。
私はお酒飲まないので全くわかりませんが、きっとこだわってセレクトしたものなんでしょうね。
ここだけ有料で、飲みたい場合はフロントで専用コイン(600円)を買う必要があります。
コイン1枚で1杯(70ml)飲めるそう。
チェックインを待つ間にカプチーノ。
色々あってもだいたいいつもカプチーノかカフェラテばかり。
今回は滞在中5、6杯頂きました。
フリーフローっていいですね。
客室(スタンダードツイン)
ホテル内の客室は、6タイプ29室。
温泉露天風呂が付いてるタイプやペットと泊まれる部屋もあります。
今回私は一番料金が安かったスタンダードツインにしました。
ロビーラウンジと同じようにナチュラルな温かみのある雰囲気が落ち着きます。
反対側から見るとこんな感じ。
窓際のテーブルの上にはオリジナルのボトルが人数分。
ロビーラウンジのドリンクはこれで飲んでください、とのこと。
持ち帰りもOKということでちょっと嬉しいし、いいサービスですね。
部屋のインテリアもセレクトが素敵で、↑木のはしごがかわいい。
このオリジナルバックは館内で使う用。温泉やプールに行く時に便利です。
壁にかけてあるこの3つの帽子は、使えるのかと思いきや、
ビニール糸で繋がってて持ち出しはできず、飾りでした。
せっかくだし、使えたらいいのに〜、と思いましたが、
持って帰っちゃう人もいそうだし、キリがないんでしょうね。
ちなみにこのオリジナルサウナハットは館内のショップで1540円で販売してました。
冷蔵庫の中にはピッチャーだけ入ってました。
お水もないので、飲みたい場合はロビーラウンジのドリンクバーまで取りに行きます。
ちょっとめんどくさいですが、宿泊料的にも相応のサービス。
最近そういうホテル増えましたしね。いいと思います。
ベッド周り
端っこの部屋だったのでベッド側にも窓があって明るい。
左のベッドサイド。電源コンセント1つとUSBポートが1つ。
右のベッドサイド。同じく電源コンセント1つとUSBポートが1つ。
照明もさりげなくおしゃれ。
正面の壁にはテレビ。壁の曲線デザインも柔らかい雰囲気になっていいですね。
館内着(ルームウェア)
この館内着は食事にも着て行ってOK。
柔らかい生地で着心地がよく、楽ちんです。
トイレ&バスルーム
お風呂とトイレは一応分かれてます。
トイレのドアはなぜスケルトンなんだろう?と思いましたが、
その方が開放感あるってことかな?
確かに広く見えます。
壁のタイルや洗面台がちょっと海外のホテルのようですが、
お風呂は信楽焼!
温泉大浴場があるので使わなかったのですが、
中に入ってみたら結構大きくてゆったり入れそうなお風呂でした。
洗面台の引き出しを開けると最低限のアメニティは入ってました。
■アメニティー
シャンプー/コンディショナー/ボディソープ/ボディタオル/綿棒/
歯ブラシ/カミソリ/衣料用消臭スプレー/ルームウェア/ヘアブラシ
洗顔もできる泡ソープがあったのが個人的にはうれしかった。
ドライヤーはサローニア。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはホテルオリジナルかな?
こっちにも大きな窓があって、緑に囲まれてるのがわかります。
入り口ドア周り
部屋に入ってすぐ右手にクローゼットがあって、中には館内着の上から羽織れる上着が入ってました。
金庫とスリッパもなんだかおしゃれ。
館内マップ
2階建かと思ったら、4階まであったよう。
そして、温泉露天風呂のある大浴場や、このホテルの売りでもあるサーマルプールは地下1階にあります。
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nol hakone myojindai自慢のサーマルプール!
こちらは地下1階のスパエリア。
この通路の先に、楽しみにしてたサーマルプールがあります。
ここのプールは、大浴場と同じ、天然温泉を使った温かいプールで1年中入ることができます。
自家源泉である箱根十七湯のひとつ、宮城野温泉を引湯しているんだそう。
<営業時間>8:00~22:00 *宿泊中は無料で利用可能
チェックイン後、16時頃にこのプールを見に行ったら、
カップルばかり3組が楽しそうに戯れていて、
とても入っていける雰囲気じゃなく…即撤退w
1回転目の夕食の時間(17時半〜)になると空いていたので、この写真はその時に撮りました。
左側に男女の男女の大浴場があって、右側がプールエリア。
入ってすぐの場所に温泉の成分表。
シャワーやプール専用の更衣室もありました。
ロッカーと脱水機もあり。
ちょっと写真がいまいちですが、青いモザイクタイルがとてもキレイなプール。
20mあるかないか?そんなに大きくないですが、ガッツリ泳いでる人もいました。
温泉を使っているといっても、ぬるま湯程度の温度なので、結構長時間入ってられます。
ひたすらぷかぷか浮いてるのも気持ちよかった。
実は天井には星空をイメージした光ファイバー照明があって、夜は青い星のようにキラキラ。
昼間とは違う雰囲気でそれもまたいい感じでした。
一休.comの写真だと↑こんな感じ。
<利用可能時間>8:00〜22:00
サーマルルーム(ミストサウナ)
プールサイドにはミストで身体を温められるサーマルルームもありました。
ほぼミストサウナで体めちゃくちゃ温まります。
水着着用!
<利用可能時間>8:00〜22:00
ととのいテラス
プールから繋がるウッドデッキは、「ととのいテラス」。
貸切・予約制で利用できるテントサウナもあります。
サーマルルームもあるし、大浴場の方にドライサウナもあるし、
ちょっと高いので使ってる人はいなそうでしたが、
サウナ好きはこういう方が喜ぶのかな?
個人的にはもうちょっと安いといいのにな〜と思いました。
■利用時間 15:30~17:30 / 17:30~19:00 / 19:30~21:00
■料金 11,000円 / 90分(税込)
水風呂もあり。
フォレストテラス
ととのいテラスの近くには「forest terrace(フォレストテラス)」というのもありました。
フォレストテラスに出るときはこのサンダルを履いていきます。
結構広めのウッドデッキ。
美しい緑に囲まれていて、確かに「フォレストテラス」という感じ。
寝心地のいいデッキチェアが5台ぐらい並んでました。
そのデッキチェアに座ると、目線の先には、なんと、早雲山!
箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗り換えができる「早雲山駅」がある山ですね。
そしてその手前には、このホテルで使う野菜を栽培しているファームもあって、いい眺め。
この日は微妙な天気でしたが、まだ6月下旬でまだ涼しかったので気持ちよくて、
しばらく座ってるだけでリラックスできました。
そしてその横にはこんな素敵なくつろぎスペースも!
中央にあるのはファイヤーピットのよう。
たぶん焚き火のような炎がつくんじゃないかと思います。
この日の夜は雨が降ってしまったのでこのテラスには出ませんでしたが、
天気が良かったら夜もとても良さそう!
お風呂上がりに最高ですね。
<利用可能時間>6:00〜24:00
温泉露天風呂
お風呂は写真が撮れなかったので一休.comより引用。
露天風呂はちょっと小さめ。内風呂もあります。
ここはあまりリノベーションせず、元からあったものをそのまま活かしてるんだろうな、
という感じでした。
でも手入れや掃除は行き届いているので問題なし。
このホテルは客室に露天風呂が付いてる部屋が多いからか、
私が行ったタイミングはいつもほぼ貸切状態で快適でした。
自家源泉(宮城野温泉)だというお湯はアルカリ性単純温泉。
無色透明でさらりとした肌触りで、体の芯から温まります。
↑この写真はたぶん男風呂。
ドライサウナもありました。
<営業時間>6:00~10:00 / 15:00~24:00
<源泉名> 宮城野温泉
<泉質> アルカリ性単純温泉
<効能> 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・関節のこわばり・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進
ガーデン
ロビーラウンジの前の中庭(ガーデン)も気持ちのいい場所。
夏はちょっと暑そうですが、
涼しかったらここでコーヒーやお茶を飲みながらゆっくりするのもいいかも。
併設施設(ファーム&ウッドパーク&ドッグラン)
ガーデンから下を見下ろすとファームが見えます。
自由に散策してOKとのことだったので、階段で下に降りてみました。
左側がファーム。さっきのフォレストテラスも見えます。
そして右側にはウッドパーク。さらに右奥にドッグランもあり。
下に降りる階段の途中でととのいテラスも見えました。
どこもかしこも緑に囲まれていて、まさに自然に囲まれたホテルという感じ。
ファーム
このファームは、箱根からほど近い神奈川県小田原市で
2009年から化学肥料や化学農薬を使わない農業を営んできた「はなまる農園」による監修のもと
自家製の野菜やハーブを栽培していて、
その野菜はディナーや朝食の料理、ドリンクにもでも活用しているそう。
ロビーラウンジにあるデトックスウォーターにも、ここで栽培されたハーブを使っているんだそうです。
他にも、トマトやナス、ズッキーニなどなど、いろんな野菜が元気よく育ってました。
ビニールハウスもあり。
中には入らなかったので、何を育ててるのかは分かりませんでしたが、
スタッフの方が水をあげたりして世話をしてる姿も見られました。
ファームから見たフォレストテラスはこんな感じ。めちゃくちゃいいですね。
ウッドパーク
そして反対側にあるウッドパーク。
エリア内に敷かれたウッドチップや、設置してある遊具には、
箱根明神平別荘地で発生した間伐材を利用しているそう。
子供が遊んだりする場所かな?
ちょっとよく分かりませんでしたが、犬の散歩をしてる人はいました。
ドッグラン
こちらはドッグラン。
結構広くて、小型犬用(約100 平米)と中・大型犬用(290 平米)、
2つのエリアに分かれてました。
夕食と朝食はまた次回!
…ということで、館内をざっと紹介しましたが、
なかなか充実した施設で長くなってしまったので今回はここまで。
次のブログで、レストランでのディナーコースと翌日の朝食について紹介しているので、
よかったらそちらもぜひ!
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