【山形・赤湯温泉】全3室のオーベルジュ「OSTERIA SINCERITA(オステリア・シンチェリータ)」宿泊記ブログ③朝食編

1泊2日の山形旅行で宿泊した温泉オーベルジュ、
OSTERIA SINCERITA(オステリア シンチェリータ)」。

前回、宿内にあるレストラン
Stanza della SINCERITA(スタンザ デッラ シンチェリータ)」での
夕食について書いたので、今回は、夕食同様においしかった翌日の朝食について。

お天気に恵まれ、気持ちのいい朝!
目次

“朝シャン”から始まる和朝食

朝食は、8:30または9:00スタート。
いずれかを選べたので、私は8時30分をチョイス。

少しゆっくりめなので、昨夜届けてもらった夜食を早朝に食べ、
朝7時に予約してあった貸切風呂に入ったり、
お部屋のお風呂にも入って朝から温泉を存分に堪能したぽかぽか状態で、
昨夜夕食を食べたレストランへ。

夕食はイタリアンでしたが、朝食は和食ということで、一休.comには、
「美味しい山形のお米を炊き立てのご飯で、置賜地域の滋味あふれるご飯のお共に、
体が喜ぶ朝ごはんをご用意しております。」と書いてありました。

でもただの和食ではなく、
原田シェフの手にかかるとちょっとおしゃれなコース仕立ての和朝食。

朝からシャンパン、「朝シャン」のサービスからスタートです。

お酒が飲めない私はノンアルコールのスパークリング。
湯上がりだったのでよりおいしかった。

そしてまずは、山形・置賜盆地の美味しい野菜をたっぷり使った置賜サラダ。
目の前でドレッシングをかけてくれて仕上げ。

真ん中にポーチドエッグが隠れている、「混ぜてお召し上がりください」とのこと。
野菜はもちろん卵を絡めたドレッシングも美味しいし、ただのサラダじゃありません。

炊き立てのごはんのお米は、この宿と同じ南陽市にある黒澤ファームの「夢ごこち」。

サービスの高橋さんはソムリエでもありますが、
送迎からずっとお世話してくれてとても親切。
時にはネタを仕込んで笑いをとろうとしたり、
サービス精神旺盛なので油断できません(笑)
原田シェフにもいじられていたり、可愛がられている感じが見て取れほっこりしました。

ごはんと共に出されたのは山形の郷土料理、芋煮。
しょうゆベースの汁に、里芋やこんにゃくやキノコ類、
米沢牛も入ってちょっと贅沢バージョン。

小鉢には山形のだしをかけたお豆腐やいぶりがっこ。

「山形のだし」とは、野菜を生のまま手軽に食べられる夏の山形の定番料理。
ナスやキュウリ、ミョウガなどの香味野菜を細かく刻んで和え、
お醤油のみで味付けしたのが「だし」。

さらにごはんのお供として4種類の強肴も。

米沢牛のしぐれ煮と、アスパラのフリット、米沢牛のタン、帆立。
美味しいものがちょっとずつ食べられてうれしい。

搾りたてのリンゴジュースもとても美味しかったし、

飯富町ながめやま牧場のヨーグルトをエスプーマ状に軽く仕立て、
苺を忍ばせたデザートも朝にぴったり。

十分な量でお腹いっぱい。
上品でほどよい、オーベルジュらしいクオリティの高い朝食でした。

食後は、山形のつや姫を使った美味しい玄米茶。
瀧波の中のショップで販売もしているとのことで、
この後、お散歩がてら案内して頂きました。

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山形座 瀧波へ:お土産購入&ついでに温泉も堪能♪

本家の「山形座 瀧波」までは歩いて2、3分。

見事な茅葺き屋根の門は、伊達政宗由来の武家屋敷から移設したものだそう。
重厚感あって素敵。

前々回少し書きましたが、「山形座 瀧波」は、大正4年創業の老舗温泉旅館。

新潟県にある人気宿「里山十帖」を手がけた岩佐十良氏を
クリエイティブ・ディレクターとして迎えて全館リノベーションし、
2017年8月にリニューアルオープン。
古き良きものはそのまま生かしつつ、時代のニーズに合わせて生まれ変わり、
今も多くの人に愛される人気旅館として知られています。

今回は原田シェフの料理が食べたくてオステリア・シンチェリータにしましたが、
「山形座 瀧波」もとても評判がいいのでずっと気になってたんですよね。

実は、「山形座 瀧波」の現在のシェフは、
もともと原田シェフのもとでスーシェフを務めていた中川シェフという方だそうで。
原田シェフと同じタイミングで瀧波に入られたのではないかと思いますが、
きっと腕のいいシェフなんだろうなと想像。

ちなみに、山形座 瀧波のレストラン「ukitomam」は、
つい最近、The Japan Timesの「Destination Restaurants 2026」に選出されたばかり。
ますます人気になりそうですね。

そして、2人の優秀なシェフを招き入れた
瀧波の社長自らが打つ蕎麦が食べられるというのも魅力的。
そのパフォーマンスのために修行もしたそうで。
ゲストを愉しませようとするプロ意識も素敵ですね。
いつか食べてみたいな〜。

門をくぐると、こちらもまた町中とは思えない風情が感じられる空間。

正面玄関前には、飲泉処があって温泉を飲むことができます。

温泉ってあんまり飲んだことありませんが、
古い歴史をもつ赤湯温泉は、浴用だけでなく、
飲用に、効き目あらたかなご霊泉として重宝されてきたのだとか。

硫黄の香りとほのかな塩味で、正直あんまりおいしくはありませんが、
糖尿病や慢性消化器病、痛風などに効果があると言われているのだそう。

薬だと思えば全然飲めるし、なんか効きそう。

山形座 瀧波の外観(一休.comより)

母屋は約350年前の上杉藩の大庄屋を移築したものだそうで、とても立派。

歴史を感じますね。

柱にそっと置いてあった花笠は食事前のラウンジで行われるという
花笠音頭に使う用かな?(飾りかな?)

ちなみに、「山形座 瀧波」という宿名には、食、工芸品や伝統芸能にお祭りなど、
山形の風土、文化を存分に味わってもらいたいという想いが込められているとか。

中に入ると築350年というのを感じさせない、モダンさも取り入れられた素敵な空間。

オステリア・シンチェリータは客室数全3室ですが、こちらは全19室。

蔵をリノベーションした「KURA」、お庭と桜をのぞむ「SAKURA」、
山形の工芸品などを集めた「YAMAGATA」と、3タイプの客室があって、
それぞれ設えが違うよう。

中には約300年前に造られた米蔵や蔵座敷をリノベーションしているお部屋もあったり、
個人的に興味津々。

蔵を見上げるような露天風呂(一休.comより)

大浴場もあって、男性用は洗い場+露天風呂のみ。
女性用は洗い場+内湯+露天風呂。
もちろん源泉かけ流しで、空気に一切触れていない“生まれたての温泉”を堪能できます。

こちらの大浴場も入ってOKとのことだったので、お言葉に甘えて入らせて頂きましたが、
なかなか味のあるいいお風呂でした。
露天風呂は巨大な蔵王石をくり抜いた立派なお風呂で、
景色は見えませんが、蔵が見えるって面白い。

貸切状態だったので、手足をいっぱいに広げて堪能させて頂きました。

そして帰り際にお土産もチェック。

山形の名産品や伝統工芸品など色々販売してます。

私は、シンチェリータの食事でも出された玄米茶やお醤油、
花塩という大きな結晶のお塩、
そして赤湯エリアでは一番有名なラーメン屋さん
「龍上海(りゅうしゃんはい)」の生ラーメンを購入。

シンチェリータに戻って、チェックアウトまでのんびり過ごしました。

チェックアウトの際に頂いた手土産

11時にお部屋でチェックアウトの手続きをして頂いたのですが、
その際に色々とお土産を頂きました。

まずは、帰りの電車の中ででも、とのことで、塩むすびを2つ。
これシンプルだけどとても美味しかった。
心がこもってる感じがして嬉しいサービスですね。

あと、お米とワインも頂きました。

このお米は食事でも出してくれた「夢ごこち」。

そしてこれは、一休.comのダイヤモンド会員特典。
オリーブオイルかワインの2択で選ばせてくれました。

そして、お迎えに来てくれた車とはまた別の高級車で
赤湯駅まで快適に送ってくださり、至れりつくせり。

1泊した感想

総合的な感想としては大満足!

お部屋も温泉も、そして食事も最高でした。

ホスピタリティも高く、大型ホテルにない温かさも感じられたし、
客室数が少ないので、食事以外ではほとんど他の宿泊者に会うことなく、
どこへ行ってもほぼ貸切状態なのもよかったし。

どこにも出かけず、静かに過ごしたい人に最適。

常連さんの中には東京から毎月訪れる方もいるというお話を伺いましたが、
通いたくなる気持ちもわかるかも。

宿泊料は大人2人でざっくり16万円ぐらいで、なかなかの高級宿ですが、
それだけの価値があるな〜と思います。

次は瀧波の方にも泊まってみたいと思いつつ、
シンチェリータもまた泊まりたいので悩ましいですね。
1泊ずつ、2泊するのも良さそうです。

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