2泊3日の京都旅行の初日。
宿泊したのは、「バンヤンツリー・東山 京都」!
祇園・東山地区の高台、 清水寺の隣に、昨年(2024年)8月に開業した、まだ新しいホテルです。
シンガポールを拠点に、プーケットやモルディブなど、
海外にいくつもリゾートホテルを展開しているバンヤンツリーですが、
日本にはこれが初上陸!
どんなホテルなのか気になったので宿泊してみることにしました。
こちらのホテルです。
↓ ↓
今回は主に、客室について紹介します。
- 八坂の塔・清水寺エリアを観光したい人
- ラグジュアリーホテルに泊まりたい人
- 大人な雰囲気の静かなホテルに泊まりたい人
- 和の雰囲気が好きな人
- 天然温泉のあるホテルに泊まりたい人
<この記事内には一部アフェリエイトリンクを含みます>
京都駅から、寄り道しつつホテルへ(アクセス)
前回のブログに書きましたが、まずは京都駅からタクシーに乗り、
1700坪の日本庭園の中にあるイタリアンレストラン
「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO(ザ・ソウドウ東山京都)」に向かいました。
美味しいランチに大満足したあと、いよいよホテルへ。
観光しつつ、歩いて向かいました。
*レストランについて詳しくは↓↓こちらをぜひ。(めちゃくちゃおすすめです!)
清水寺周辺も少し散策して、ランチを食べたばかりで満腹にも関わらず、
老舗湯豆腐屋さんで「とうふまんじゅう」を買って食べたり、
寄り道しながらだったので30分ぐらいかかりましたが、レストランからまっすぐ向かえば、
10分ちょっとで辿り着ける距離だと思います。
チェックイン時間は15時ですが、少し早い14時半に到着!
高台の上にあって、かなり急な坂を登るのがちょっと大変。
人通りの多い観光地から、閑静な住宅街のような場所を抜け、歩いて10分ぐらいかな?
このエリアはちょうど京都の街と山の境目で、
自然と人工物、現世と来世を隔てる結界のような場所とされてきたのだそう。
近隣には多くの神社仏閣や墓地もあり、神聖な雰囲気もあります。
京都駅から直行するならタクシーを利用するのがおすすめ。
たぶん、15分ぐらいで到着できると思います。
最寄り駅は、清水五条駅のようですが、そこから車で約10分と書いてあったので、
京都駅からなら、最初からタクシー乗っちゃった方が楽です。
ちなみにこの場所には、60年以上前に「ホテルりょうぜん」が創業。
京都では珍しい、温泉の源泉があるホテルとして、
京都歌舞伎の南座や東映京都撮影所を利用する俳優や著名人に愛されていたそう。
「バンヤンツリー・東山 京都」は、そんな当時の思い出や歴史、
資産を継承するホテルとして開業したようです。
だからなのか、
リゾートホテルばかりを展開しているバンヤンツリーのイメージで予想していた雰囲気とは違う、
和の魅力を存分に感じられるようなホテルで、客室数は全部で52部屋。
そんなに大きくなく、小さくもない、ラグジュアリーホテル、という感じでしょうか。
ロビーでチェックイン
建物のデザインは隈研吾さんということで、エントランスからさっそく隈さん風味。
分かりやすいですね。
今やあちこちに隈研吾建築があってあまり新鮮さは感じませんが、
ホテルのシンボルとしてはとてもインパクトあります。
特に外国人の観光客の方とか喜びそう。
経年劣化していくとどうなるのか気になりますが、キレイなうちに行けてよかったです。
ロビーも美しい。
そんなに広くはありませんが、どこを見ても気品があって素敵です。
チェックインもここでしました。
ウェルカムドリンクはスタッフの方がお茶をたてて下さったお抹茶と、
お茶請けは柚子風味の琥珀糖だったかな?これまた上品で美味しい和菓子でした。
客室(グランドセレニティ・ツイン)
チェックイン後、スタッフの方の案内で客室へ。
私が予約したのは、「グランドセレニティ・ツイン」という48平米のお部屋でした。
客室のデザインは、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫さんという方がされているそうで、
日本の伝統的な素材や技法を取り入れていて、
モダンでありつつ温かみがある落ち着いた雰囲気が素敵。
まだ比較的新しいからか、畳のいい匂いもして気持ちのいいお部屋。(スリッパもふかふか)
予約の段階で、ダメもとで「できれば眺望のいいお部屋がいいです」と希望したところ、
ありがたいことに叶えてくださり、最上階の4階の部屋にしてもらえたので、
部屋からの眺めも気持ちよかった。
京都の街が一望できて、遠くには京都タワー。
少し手前に八坂の塔があるのですが、それは残念ながら木が邪魔で見えず、、
もうひとつ左の部屋からなら見えるかもしれません、とのことでした。
八坂の塔が見えるともっと京都らしい素敵な景色になりそうですが、
それでも希望に応えて下さってありがたい。
3階だと、すぐ前にある建物の屋根が邪魔になりそうなので、
街を見渡したいなら4階が良さそうですね。
寛ぎのソファーエリア
ソファーが大きくてデイベッドのよう。
そして壁が金屏風のようで、しかもなんだか素敵な細工がしてあって美しい。
ウェルカムスイーツは、亀屋良長という京都の老舗の和菓子屋さんの「菊もなか」。
これまた上品で美味しかった。
アロマも用意されていて、一滴垂らすだけでとてもいい香り。
持ち帰りもOKでした。(下の台を除く)
お風呂&シャワールーム
そしてなんと言ってもヒバの木を使ったバスタブが特徴的。
これも木のいい匂いがほんのり。お湯を入れるともっといい匂いがして癒されます。
障子を開ければ窓の景色も見えるので開放感もあります。
このオーガニックの布袋を入れるとさらにいい匂い。
檜・酒粕・煎茶・ほうじが入った布袋が4つ用意されてました。
ヒバの木なので、バスソルトやバスオイルはきっと良くないんでしょうね。
シャワールームは洗面台を挟んでちょっと離れてるので、それがちょっとだけ使いづらいかも。
でもこのホテルは温泉の大浴場もあるし、そこまで気になりません。
普通のシャワーと、レインシャワーもあります。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはバンヤンツリーオリジナル。
バスタブとシャワールームの真ん中に洗面所があります。洗面ボウルが2つあって広々。
アメニティ
オリジナルのポーチが、赤と青の色違いで2つ置いてあって、その中にアメニティーが入ってました。
ただ、化粧水などはなく、てっきりあるものと思い持って行ってなかったので、
スタッフさんに伺ったところ、別で頂けました。(無料)
見覚えのある布袋ですが、中身はクレンジングと化粧水と美容オイルとソープです。
京都産のヒノキから香油を抽出して作っているMade in 京都のオーガニックのコスメで、
匂いがとてもいい。
このクラスのホテルだとあらかじめ部屋に用意してくれてるとこが多いですが、
ここは言わないともらえないのがちょっと残念ポイント。
「ないならしょうがないな」と、この存在すら知らず諦める人もいそうですが、
こんないいもの、もらわないともったいない。
そこそこの宿泊料なので、そこは遠慮なくお願いしましょう。
ミニバーエリア
ミニバーはクローゼットの隣。
お酒のミニボトルは有料。
冷蔵庫内のドリンクも全て有料です。
お菓子も有料。
クローゼットの中 〜羽織・浴衣・ルームウェア(パジャマ)など〜
クローゼットの中には、バスローブや羽織。
大浴場へ行く時に使う籠バッグもあり。
浴衣はバンヤンツリー柄。
これに羽織を羽織ればレストランにも行けます。
ルームウェア(パジャマ)はセパレートタイプ。
柔らかくて着心地いいです。
あくまでパジャマなので、これを着てレストランには行けません。
館内用の雪駄もあります。
が、まだ新しいのか?鼻緒が硬すぎてちょっと痛かった、、
足袋があったらよかったですが、なかったのでちょっと皮が剥けてしまった、、
靴下履くことをおすすめします。
トイレ
ベッド周り
思ってたのと違ったポイント
眺めも良くてとてもいい部屋なのですが、ひとつだけ、
私が思ってたのと違ったのがこの窓側エリア。
↑予約当初、これを期待してたんですよね。
とても素敵だな〜と思い、この部屋に泊まりたいと思ったのでした。
ですが、今回予約の際に利用した一休.comだと、それがどの部屋なのかちょっと分かりづらく、
公式サイトを見に行って確認したのでした。
↑これを見ると「グランドセレニティルーム」と書いてあったので、
これだ!と思ってグランドセレニティルームを予約したのですが、
実際は、あれ?違ったの?って感じでした。
それだけがちょっと残念でした。
ただ、グランドセレニティルームに泊まったという方のクチコミに載せられていた写真を見ると、
私が期待していた仕様になっている方もいたので、部屋によって違うだけなのか?
その辺がよく分かりません。
「ウェルビーイングサンクチュアリ」という部屋だったら確実にこの仕様なのか?
楽しみにしてた私からすると結構な違いなので、
もうちょっと分かりやすくしてもらえるといいな〜と思います。(希望)
ホテル内の施設について
ホテル内の施設については↑こんな感じ。
簡単にいうと、レストランとバー、天然温泉の大浴場とスパとジム、
スパに併設したショップがあります。
レストランは2つぐらいあるのかと思いきや、ひとつだけでした。
比較的こじんまりしてますが、必要なものはだいたい揃ってて、
特に、天然温泉があるホテルはこのエリアではなかなかないと思うので貴重なのでは?
個人的には結構大きなポイントでした。
宿泊料について
宿泊料ですが、開業当初はなんと、全日20万円以上してました。
いや高過ぎるでしょ、と思っていましたが、
年明けにふと見てみたらかなり安くなってたんですよね。
【早割3日前 15%OFF 事前決済返金不可プラン】ということで、大人2人で10万円弱でした。
平日(金曜日)だったし、
そもそも冬の京都って比較的観光客が少ないのでオフシーズン的な価格だったのかもしれませんが、
それだったら泊まってみようかな〜と宿泊を決めたのでした。
しかも、朝食だけでなく、「滞在中1回 夕食ご招待」 というおまけ付きだったので、
ちょっとお得感あり。
というか、本来それぐらいが相応なのでは?という気もします。
春頃の価格を見てみたら、30万を余裕で超えてる日もあってびっくり。
完全にインバウンド価格ですね。
なるべくセールの日に予約することをおすすめします!
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夕暮れ時の景色がなかなかでした😊
次回、夕食などについても紹介します。
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