3月下旬、1泊2日で熱海旅行に行ってきました。
宿泊したのは、熱海・伊豆山 佳ら久(オリックス ホテルズ&リゾーツ)!
2023年12月に開業して以来大人気のようで、楽しみに行ってきましたが、
結論、とてもいい宿で、めちゃくちゃ個人的な熱海エリアのホテルランキングでは、
暫定1位! …と言っていいかもしれません。
昨年泊まった箱根・強羅の佳ら久もよかったけど、こっちもとてもいい宿でした。
個人的な好みですが、どっちかと言えばこっちのが好きかも。
今回は、主に基本情報と客室について、強羅の佳ら久とも比べつつ、
今回宿泊した「佳ら久ルーム」という客室と、
館内の多くを占める「デラックスルーム」の違いについても書いてみたいと思います。
- 海を一望できる絶景露天風呂のある宿に泊まりたい人
- 天然温泉のあるホテルに泊まりたい人
- 客室露天風呂のあるホテルに泊まりたい人
- ちょっと高くても優雅に贅沢な時間を過ごしたい人(←記念日にもおすすめ)
- フリーのドリンクや軽食&スイーツが楽しめるラウンジがあるホテルに泊まりたい人
- コーヒーが好きな人
- 夕食も朝食も和食がいい人
熱海・伊豆山 佳ら久の基本情報
「熱海・伊豆山 佳ら久」は、「ORIX HOTELS & RESORTS」のフラッグシップとなる
ラグジュアリー旅館ブランド「佳ら久」の二軒目としてオープンしたホテル(温泉旅館)です。
一軒目は、2020年10月に開業した「箱根・強羅 佳ら久」。
この「箱根・強羅 佳ら久」は以前利用させて頂いたことがありますが、
施設や環境だけでなく、サービスもよく、とてもいい宿だったので、
熱海に2軒目がオープンしていると聞き、いつか絶対行きたいと思っていたのでした。
「箱根・強羅 佳ら久」と同じく、全客室温泉露天風呂付きで、
相模湾を一望できる天然温泉の展望露天風呂もあり!
フリーでドリンクや軽食を楽しめるラウンジは2つもあって、至れり尽くせり。
(強羅の佳ら久のラウンジは1つ)
2023年の12月オープンということで、まだ開業して1年ちょっとしか経ってませんが、
すでに大人気のようで、ミシュランガイドのホテルセレクションにおける新たな評価
「ミシュランキー」で、強羅の佳ら久とともに1ミシュランキーに選出されているようです。
「箱根・強羅 佳ら久」については↓こちらに書いたので、よろしければぜひ。


\箱根・強羅 佳ら久をチェック(PR)/
熱海・伊豆山 佳ら久の場所
ホテルはJR東海道新幹線・東海道本線「熱海駅」から車で7分ほど、
熱海ビーチラインのすぐ近くにあります。
熱海駅から歩けなくもないですが、おそらく20分〜30分ほどかかると思うので、
熱海駅からなら無料の送迎を利用するのが便利。
今回予約した客室と宿泊プラン
私が使った予約サイトはいつも通り「一休.com」。
6ヶ月の間に30万円以上利用するとダイヤモンド会員になり、
常時5%のポイント還元(クレジット決済の場合)と、
ダイヤモンド会員限定の特典も受けられてお得感あるので、
なるべく一休.comを利用するようにしています。
楽天経済圏で生きているので楽天トラベルも使いますが、
熱海・伊豆山の佳ら久の宿泊プランは扱ってないのか?
見つけられませんでした。(箱根・強羅の佳ら久は掲載あり)
予約した客室は、「佳ら久ルーム」

予約した客室は、
「佳ら久ルーム 露天風呂付(洋タイプ)2名定員 (ツイン)」
というお部屋です。
ホテル内の多くの客室は「デラックスルーム」というお部屋で、
低層階(2階〜3階)と高層階(4階〜5階)があり、
高層階の方が宿泊料は少しお高くなります。(高層階の方が1万円ぐらい高い)
「佳ら久ルーム」は、「10室だけの特別なお部屋」とのことで、全てが高層階(6階)。
強羅の佳ら久も同じような客室カテゴリーになっていて、
(強羅の佳ら久に)以前宿泊した時にはデラックスルームだったので、
今回は佳ら久ルームを予約してみました。
デラックスルームとどう違ったかは、後ほど。
今回の宿泊プラン
宿泊プランは、
「開業1周年記念」ダイニング「六つ喜」 自然の恵みを味わう
というプラン。
館内には、寿鮨「藍寿」という食事処もあって、
檜の一枚板を使った美しいカウンターで、お寿司が食べられるプランもあるのですが、
席数も限られる上に人気なのか、なかなか予約が取れない模様。
なので、選ぶ余地なく、ダイニング「六つ喜」のプランを予約しました。
そして、夕食時間は、<前半>17:00~17:30入店 か、
<後半>19:30~入店、いずれかを選べます。
これも、強羅の佳ら久と同じシステムですね。
強羅では後半を選びましたが、今回は前半を選択しました。
理由は、熱海海上花火大会を見るため。
そう、ちょうど、花火の日だったんですよね。
19:30〜の夕食というのはちょっと遅めですが、温泉やラウンジでゆっくりできてよかったので、
今回も後半にしようかと思ったのですが、
20時過ぎからの花火を見に行くために前半にしたのでした。
今回の宿泊料 *熱海海上花火大会の日でも通常価格の理由
宿泊料は、大人2人、夕朝食付きで12万円ちょっとでした。
かなり早めに予約したのと、ちょうどセールのタイミングで予約したので、
その割引が3万円ぐらいあり、
予約してついたポイントを即時利用してさらに6000円ぐらい割引になったので、
その割引がなければ16万円ぐらいかかっちゃいます。
なかなかのお値段ですよね。
時期にもよると思いますが、平日の月曜日でこの価格だったので、かなり高級宿の部類だと思います。
ちなみに、平日といえど、花火のある日の熱海の宿はどこも宿泊料が高くなります。
なので、もっと高くなるかと思いきや、
そこまで高くなっていなかったのでなぜだろう?と思ったら、
熱海会場花火大会の会場からはちょっと離れていて、ホテルからはまったく見えないんですよね。
見ようと思ったら車で10分ぐらいかけて見に行かなきゃいけません。
なので価格にはほぼ反映されないんですね。
ただ、熱海エリアでは毎年夏に伊豆山温泉納涼海上花火大会というのも開催されていて、
それは、このホテルからよく見えるのだそう。
熱海・伊豆山 佳ら久は伊豆山花火大会会場の伊豆山港のごく間近。
8階ラウンジ、7階大浴場では大きな窓から迫力ある花火がお楽しみいただけます。
客室からは高層階および佳ら久ルームがおすすめ。伊豆山の花火大会は1951年から伊豆山海岸で打ち上げており、熱海では一番古い伝統の花火大会です。
花火の大部分が斜めに打ちあげられるスターマインで、他では見ることのできない珍しい花火大会になっています。
と、一休.comに書いてありました。
宿泊料もぐっと高くなっているようですが、予約が埋まるのも早いようなので、
気になる方はお早めに。
一休.comのダイヤモンド会員特典
ダイヤモンド会員だと以下3つの特典があります。
- 2025年7月31日までのチェックイン:レイトアウト12:00 (通常11:00)
- 2025年8月1日からのチェックイン:アーリーイン14:00 (通常15:00)
- 夕食時または朝食時にワンドリンクサービス (1名につき1杯。)
ただ、佳ら久ルームの宿泊者は、14時からチェックインが可能。
チェックアウトも12時なので、
実質恩恵を受けられたのは3つ目のワンドリンクサービスだけ。
デラックスルームに泊まった場合の方がお得感はありますね。
いずれにしても、アーリーインとレイトアウトができるのは、個人的にとても嬉しい。
1時間違うだけで、気持ち的にかなりゆっくりできるので、ありがたい特典です。
おトクな一休限定プランや期間限定プランが満載。その場でポイント値引き。
毎月1日、9日、19日は人気の宿がポイント10倍以上!
タイムセールやポイントアップ期間に予約するのがおすすめ。
いつでも誰でも最大10%お得キャンペーン実施中!オンライン決済でPayPayポイント還元。
その他のキャンペーン、セール多数。
年間数回「じゃらんスペシャルウィーク」開催。
毎月20日開催「じゃらんのお得な10日間」などお得なプラン。
dポイント、Pontaポイントが貯まる・使える!
JRや航空券(JAL・ANA)などの交通と宿泊がセットになったプランも好評。
割引クーポンも要チェック。
*楽天トラベルでは宿泊プランが見つけられませんでした。(2025年4月現在)
熱海駅から送迎を利用

今回私は、車ではなく、公共交通機関を利用して熱海まで行きました。
新幹線を使うと、品川駅から熱海駅までは36分!
近いですね。
品川駅で買ったお弁当を食べてたらあっという間に到着してしまいます。
以前は車で行くことが多かった熱海ですが、ここ数年は電車オンリー。
渋滞にはまることもないし、早いし、楽ちんです。

ちなみに、熱海駅には午前中に到着。
チェックインする前に、MOA美術館に行ってきました。
駅前からタクシーに乗り、5分ぐらいで着くし、見どころ満載の楽しい場所だったので、
よろしければ↓こちらの動画もぜひ。
MOA美術館を楽しんだ後、再び熱海駅に戻ってきたのが13時10分頃。
ホテルまでは送迎を利用させて頂きました。
「アーリーチェックインの場合は別途ご相談ください」、
とのことだったので事前にホテルに電話してみたところ、
13時30分に迎えに来てくださるとのこと。
足湯の辺りが送迎車の停車場になってました。

早めに待っていようと思いましたが、すでに送迎のワゴン車が待機。
20分も前から待機してくれてるなんてさすがです。
強羅の佳ら久に泊まった時も思いましたが、サービスが徹底しているというか、
おもてなしのレベルが高い印象。
待つことなくスムーズに乗せて頂き、さらに、時間が早いからか、
乗り合いでもなく貸切状態。快適に10分ほどでホテルまで乗車させて頂きました。
ロビーでチェックイン

エントランスの車寄せでスタッフの方が迎えてくださってホテル内へ。
建物は8階建てで、ここが1階で、レセプションが最上階の8階にあるという、
ちょっと珍しい造りです。

桜の見頃の少し前の時期でしたが、入り口入ってすぐのエレベーター前には生の桜🌸

8階に上がると、床から天井まで一面のガラス窓になっていて、
相模湾が一望できるとても素敵な空間になっていました。


足湯もあって、ここがまた気持ちいい!
足拭き用のタオルも常備してあります。

足湯の前には水盤テラスがあって、陽の光を反射してキラキラ。眩しいぐらいです。

その足湯の後ろには天井が高くて開放感あるゲストラウンジ。
ここは「間〜AWAI〜」というラウンジで、館内にはもうひとつ「刻〜TOKI〜」というラウンジもあり。
2つもラウンジがあるって珍しいですね。
いずれも色々な種類のドリンクと軽食やスイーツが用意されていて、自由に楽しむことができます。
その内容については、また後日、まとめて紹介します。

小さいけど上品で美味しい最中と温かいお茶を頂きつつ、チェックインを済ませ、
とりあえずお部屋へ。まだ13時半頃でしたが、早めに案内してくれました。
「佳ら久ルーム」ルームツアー

佳ら久ルームがあるのは6階。(全10室)
『「麗らかな活力が生まれる場所」となる、佳ら久ブランドを象徴するお部屋。』とのことで、
デラックスルームよりもちょっとラグジュアリー。ということのよう。

確かにちょっと高級感あって素敵。落ち着きます。
51.47㎡あって、十分な広さ。

窓の外には相模湾が広がっていて、ソファーに座りながらでも海を眺められます。
客室露天風呂

バルコニーに出てみると、

こんな感じで最高の眺め。

遠くにはうっすらと初島が見えます。

ちなみに、すぐ前にあるのは、「ホテルニューさがみや」。
より海に近い素晴らしい立地にあるので調べてみたら大人気の宿のよう。
料金的にもお手頃感あって家族旅行や友人同士の旅行にも良さそう。
一休.comでも最高という評価のようです。

バルコニーにある露天風呂は強羅の佳ら久とそっくり。
というか、きっと同じなんでしょうね。
お湯はもちろん温泉です。
泉質は、「カルシウム・ナトリウム硫酸塩 塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」。
温度調整はフロントデスクにお願いすればやってくれるようですが、
熱すぎず、個人的にはちょうどいい温かさ。
体に芯から温まるようでした。
温度を下げたい場合は、壁面の蛇口をひねれば冷水が出てくるのでお好みで調整可能。

なんといっても、青い空と水平線を眺めながら入る露天風呂は最高です!

夜は夜でいい雰囲気になります。

目隠しもあり。

そして、すぐ後ろにシャワールームの出入り口。

部屋の中から見るとこんな感じ。

レインシャワーと、

もうひとつのシャワーはリファ。
かなり大きなヘッドだったので、おそらく、
「ファインバブル ダイア」という7万円ぐらいするやつではないかと思います。(たぶん)

ポイントジェットやミストなど、モードが4つぐらいあって切り替えることができて、
せっかくなので全モード楽しんでおきました。
洗面所(パウダールーム)の美容アイテム

シャワーヘッドもそうですが、
とにかく美意識の高い女子が喜びそうなアイテムが充実してるのが特徴的。

ドライヤーもリファだし、スキンケアコスメもしっかりボトルで揃ってるし、

女優ミラーに加え、パナソニックのスチーマーもあり。

スチーマーは強羅の佳ら久にもあったけど、それより少しグレードが高いものな気がします。

さらに、リフトケア美顔器なんかもありました。
これは佳ら久ルームだけらしいです。

美顔器用のジェルもあり。

アメニティ・ルームウェア・パジャマ(ナイトウェア)etc..

そして、洗面所のお隣の収納エリアのような場所に、浴衣とアメニティが用意されていて、

その下の引き出しにパジャマ、

館内着と靴下が入ってました。


大浴場用の籠バックとタオルもありましたが、
持っていかなくてもだいたいのものは用意されているので、
手ぶらで行っても問題なし。ほぼ使いませんでした。

タオルの乾燥機もあり。
ミニバー(冷蔵庫内)

テレビの横がミニバーエリア。


コーヒーや紅茶、

冷蔵庫の中には、ソフトドリンクだけでなく、アルコールも入っていて、全部フリー!

見たことないドリンクもあったり、セレクトもいい感じ。

お茶もありました。(静岡茶のティーバッグ)

カップもなんだか素敵。

テーブルの上にはお煎餅。
その他の設備・備品

テレビは65型でかなり大きい。

これは電子香炉。
強羅の佳ら久にも同じものがありました。
京都に創業し300年以上の歴史がある香老舗 松栄堂のものです。

- 緑色:新緑を吹き抜けるような涼香
- 桃色:しっとりとした甘やかな香
- 紫色:透明感のある爽やかな香

電気なので危なくないし、日本らしい和の香りでリラックスできます。

このタブレットで大浴場やゲストラウンジの混雑状況が確認できたり、スパの予約も可能。

バルミューダのスピーカーもあり。

ベッド周りはこんな感じ。
…という感じで、
強羅の佳ら久とほぼ同じだったので、目新しさはありませんでしたが、安定のクオリティ。
なんでも揃っていて、居心地のいいお部屋でした。
「佳ら久ルーム」の特典 & デラックスルームとの違い
佳ら久ルームには宿泊者限定の特典として以下4つがあります。
- チェックイン時間14:00(通常15:00)
- チェックアウト時間12:00(通常11:00)
- 冷蔵庫内ミニバーフリー
- 朝刊サービス
冷蔵庫内のドリンクは、デラックスルームもフリーだと思うのですが、
佳ら久ルームほどたくさん入っていないのだと思います。
以前泊まった強羅の佳ら久のデラックスルームがそうで、
お水4本とみかんジュースが2本だけ入ってました。
(全く同じではないと思いますが、たぶんそういう感じかと。)
その他、デラックスルームと何が違うのかというと…
まず、広さと間取りには違いがありません。
↓


多少広いのかと思いきや、まったく同じ51.47㎡。
デラックスルームでも十分広いです。
*もっと広いお部屋がいい方は、
66.44㎡の「佳ら久スイート」というのがあるのでそちらがおすすめ。
では何が違うのか?というと、以下のようなことが挙げられると思います。
- 内装・インテリアがちょっとラグジュアリー
(デラックスルームには和タイプと洋タイプがありますが、佳ら久ルームは洋タイプだけ) - 客室としては最上階(6階)なので眺望が最高!
- シャワーヘッドとドライヤーがリファ
- 美顔器がある(バイタリフトかっさ)
- 紅茶がちょっとお洒落ないいやつ
(紅茶専門店スミックティーのスミックマジックスティック)
…という感じでしょうか。
個人的には、お風呂に入りながら見る景色が最高でした。
あと、細かいですが、同じフロアにもうひとつのゲストラウンジがあるのですが、
そこのコーヒーが美味しくて気に入ってしまい、何度も行ったので、
すぐ行けるのもよかったです。
一番お得感あるのは、アーリーインとレイトアウトができる、
ということじゃないかなと、と。
料金的には、デラックスルームより佳ら久ルームの方がだいたい1万円ほど高くなりますが、
それだけの価値は十分あると思いました。
ただ、冷蔵庫にドリンクがたくさんあっても、
ラウンジでも飲み放題なので、結局全部は飲みきれないし、
相模湾が一望できる露天風呂も、大浴場へ行けば存分に堪能できるし、
一休のダイヤモンド会員だとアーリーインもレイトアウトもできるし…
デラックスルームでも十分素晴らしい体験ができると思います。
(強羅の佳ら久ではありますが、デラックスルームも最高でした)
これはもう好みだと思うので、あくまで参考までにということで🙂
ということで、長くなってしまったので今回はここまで。
次回は2つのラウンジについて書きたいと思います!
おトクな一休限定プランや期間限定プランが満載。その場でポイント値引き。
毎月1日、9日、19日は人気の宿がポイント10倍以上!
タイムセールやポイントアップ期間に予約するのがおすすめ。
いつでも誰でも最大10%お得キャンペーン実施中!オンライン決済でPayPayポイント還元。
その他のキャンペーン、セール多数。
年間数回「じゃらんスペシャルウィーク」開催。
毎月20日開催「じゃらんのお得な10日間」などお得なプラン。
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割引クーポンも要チェック。


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