今日はお餅をたくさん買いました。
お雑煮用のお餅と、鏡餅です。
鏡餅がなかなか見つからなくて、結構探し歩きました。
今の時期スーパーやコンビニでもたくさん売っていますが、
プラスチック容器入りのものでなく、
どうしても本物のお餅の鏡餅が欲しかったのです。
というのも、つい最近、桜井識子さんという方の、
「ごりやく歳時記 福運を招く12か月の作法」
という本が気になって買ってみたのですが、
そこに、「お供えする鏡餅は、本物限定!」など、
へ〜〜と思うことがたくさんあったので、
珍しく時間にも心にも余裕がある年末、実践してみることにしたのでした。

飾るための鏡餅と、お供えするための鏡餅
著者の桜井識子さんは、神仏研究家・文筆家で、
霊能者のおばあさま、審神者(さにわ)だったおじいさまの初孫として生まれ、
神仏や見えない世界と深く関わって育った方だそう。
神社仏閣で神様や仏様と話したことをブログやさまざまな著書で紹介されています。
「ごりやく歳時記 福運を招く12か月の作法」の中では
季節の行事で運気を上げて不運を祓う、ちょっとしたコツを、
1月から12月まで順に紹介しているのですが、
知らないことも多くて、とても興味深い内容でした。
その中のひとつが、鏡餅について。
そもそも鏡餅には、飾るためのものと、お供えするためのもの、2つあるんだそう。
私は毎年、なんとなく買ってきたものをなんとなく飾っていて、
恥ずかしながらお供えする意識は正直あまりなかったので、
まずここで、え、そうなの?という感じでした。
ざっくりいうと、リビングや玄関に置くのは、飾るための鏡餅。
神棚や仏壇など、神様がいる場所に置くのがお供えの鏡餅、ということなんだそう。
なので、私が毎年リビングや玄関に置いてた鏡餅はただの飾りで、
お正月の雰囲気を楽しむためだけのもの。
もし鏡餅がひとつしかなかったら、神様にお供えするのを優先した方が良さそうですね。
お供えする鏡餅は本物のお餅限定!
リビングや玄関に置く鏡餅は、あくまで飾りなので、
プラスチックの容器に入っているものでもOKのようですが、
神棚や仏壇にお供えするものは本物のお餅でないといけないそう。
なぜなら、神様に失礼にあたるから。
プラスチック容器入りのお餅をお供えすることは、食品サンプルをお供えするようなもの。
神仏には食べられる状態でお供えするのが鉄則!なんだそうです。
言われてみればそうですよね。
なるほど〜と思いつつ、
とはいえ、そもそも神棚や仏壇がない家も多いですよね?
我が家もそうです。
そしたら飾り用の鏡餅だけでいいのかと思ったら、なんとびっくり、
神棚や仏壇がなくても、
「水が出る場所」と「火が出る場所」には鏡餅をお供えした方がいいんだそうです。

知らなかった!
鏡餅のお供えの仕方
著書によると、
「水が出る場所」と「火が出る場所」を神聖な場所として神様のように敬うことはとても大切なこと。
なんだそう。
水と火があるところには神様が宿る。
ということは聞いたことがありましたが、
その場所に鏡餅をお供えすると、
神様を大事にしている家ということで家運が下がることがなく、
新年のおめでたい「気」を増幅させ、来る年がより一層明るく輝くことになるんだそうです。
「水が出る場所」と「火が出る場所」というのは、
つまり、キッチンやトイレに鏡餅をお供えするといい!
とのこと。
しかも、お供えするのは、12月31日の23時45分頃、
新年になる15分前ぐらい。
理由は、古くなった食べ物を目の前に置かれた状態で新年をお迎えさせては神様に失礼だから!
本物のお餅といっても、立派なものである必要はなく、
スーパーで売られている小さくて平らな丸い餅を2個重ねておくのでもOKとのこと。
ちなみに、プラスチック容器入りのものでも、
容器から出して中身のお餅だけお供えすれば問題ないそう。
そして、大事なのが小みかん🍊!
小みかんをのせてはじめて鏡餅と言えるそうです。
ということで、、
今年はリビングや玄関だけでなく、
キッチンとトイレにもお供えしようと、ついつい買いすぎてしまいました。


玄米が好きなので、白い丸餅の上に重ねるお餅を玄米餅にしてしまったけど、大丈夫かな?
大丈夫だよね?きっと神様も好きなはず。
鏡餅をお供えするといい場所
お供えするといいのは、
キッチンの蛇口の横、浴室の蛇口のそば、
洗面台の蛇口の横、コンロの上、
そして、トイレ。
IHのコンロ、ストーブ、ファンヒーターはお供えの必要はないそう。
洗濯機が洗面所にある家は洗面台にお供えすればOK。
トイレは、どの家にも必ず神様がおられるので、おちょこぐらいの小さな容器にお酒を入れ、
鏡餅と一緒にお供えするといいそうです。
鏡餅を置くのは、タンクの蛇口の近く。
タンクに蛇口がなくてもタンクの上が望ましい。
タンクがない場合は、棚などの上でもOK!
う〜ん、家の中が鏡餅だらけ、、😅
トイレはもちろん、キッチンに鏡餅を飾るのも初めてですが、
この本に出会ったのも何かのご縁ということで、
ちょっとでもいい年を迎えられるように、しっかりやってみたいと思います♪
もっと細かく知りたい方は、ぜひ本を読んでみてください。
電子書籍だとすぐ読めるので、まだ間に合います。
年が明けたらすぐにやること、初詣の仕方などについても参考になる話たくさんあって、
とても読みやすい本でしたよ😄




ちなみにこの鏡餅は和菓子屋さんで買いました。
本物のお餅の鏡餅、なんか可愛くていいですね♪
見てるだけでちょっと気分が上がります。
余談:カルディで限定販売されていた生のし餅が美味しすぎた!
お餅繋がりということで、余談ですが、
鏡餅を買いに行ったついでにカルディに寄ったら、生のし餅が限定販売されていました。


なんと、年に2回、12月下旬にしか入荷しない激レア商品だそうで、
とても美味しそうだったので購入してみたところ、感動の美味しさでした😍
プレーンのお餅と、よもぎのお餅、2種類あったので、2種類とも購入。
(お値段は確か1000円ぐらい)
なんでも、つきたてのお餅を飛騨高山から直送してもらっているそうで、
限定数、それぞれ10枚ほどだったよう。
特にプレーンの方は最後の一枚!
めちゃくちゃラッキーでした。
柔らかい状態で買えるお餅なんてなかなかないので、
大事に抱えて帰りました。



まだあったかかった♪


お正月用のお餅のはずでしたが、絶対早く食べた方が美味しいだろうと、帰ってすぐに切り分け。


お店の方いわく、冷蔵保存で3日、冷凍ならもっと大丈夫とのことで、
ちょっとだけ食べて、あとは冷蔵庫で保存しておこうと思いましたが、
びっくりするほど美味しくて、結局一気に5個食べてしまいました。


焼き上がりの見た目がもう美味しそう!
つきたてならではの膨らみ方、餅米が焼ける香ばしい匂いがとてもいい!
まずはお醤油で食べましたが、、もう美味し過ぎて😆


久々にびよ〜んと伸びのいい、本当に美味しいお餅に出会いました。
また来年、必ずゲットしたいと思います!



お正月のお雑煮も楽しみだ〜♪
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