日に日に暑さが増してきたので、
先日、「冷風扇(れいふうせん)」というものを購入しました。
エアコンだと冷え性の私は冷えすぎてしまうし、電気代も高くなるし。
当初は扇風機でも買おうと検索していたのですが、
その時に、「冷風機」や「冷風扇」という製品が多くあることに気づき、調べてみると、
どうやらここ数年で需要が増えていて、参入するメーカーも増えているよう。
エアコンよりも優しく、扇風機より涼しいらしいことが書いてあったので、
試しに買ってみることにしました。
色々な商品が出ていて迷いましたが、
私が選んだのは、1万円ほどの価格で、
一番口コミが良さげだと思ったもの(私が見た商品の中で)。
価格的にあまり期待はしてませんでしたが、
これが予想以上によくて、現在、我が家で大活躍!
なんと、1週間後にもう1台買い増ししてしまいました😆
これから購入を考えている方、良かったら参考にしてください。
<この記事は一部プロモーションを含みます>
冷風扇とは?冷風機との違い
そもそも「冷風扇」とは、気化熱を利用して冷たい風を出す家電製品。
気化熱とは液体が気体になって蒸発する時に周囲から吸収する熱のことで、
熱を奪われた気体は温度が下がるため冷たくなるんだそう。
例えば、お風呂あがりにぬれたままでいると、どんどん体が冷えて寒くなりますよね?
その原因こそが気化熱。液体が蒸発するためには熱が必要になります。
その熱は液体が接しているものからうばって蒸発します。
体が濡れていると、水滴が体温をうばって蒸発しようとするので寒くなる、
ということ。
冷風扇は内部にあるフィルターに水を含ませ、フィルターに風を通して水分を蒸発させることで
空気を冷やして送風する仕組みになっているので、
タンクに水を入れて使用するのですが、
最近は、そこに保冷剤を入れてより涼しい風を出せるモデルが多いようです。
ちなみに、「冷風機」というのは、
本体内部の熱交換器で熱い空気を外に出して冷えた空気を送風する冷房器具。
工事が不要なものがほとんどですが、
熱を室外に逃がすための排熱ダクトが必要なものなど設置場所を選ぶタイプもあるよう。
つまり、冷風扇と冷風機の大きな違いは、空気を冷やす仕組み、なんですね。
冷風機は、スポットクーラー・スポットエアコンとして狭い範囲を冷やしたいときにおすすめで、
冷風扇は、冷風扇からの風が当たっている部分だけが涼しくなるので、
冷風機よりもさらにピンポイントで冷やしたいときに使うといい、とのこと。
今回私は、扇風機よりも少し涼しい風が欲しかっただけなので、、冷風扇を選びました。
冷風扇の種類・価格相場
通販サイトをいくつか見て「冷風扇」を検索してみると、楽天市場だけでもたくさん出てきます。
小型の置き型タイプのものがたくさんあって、価格はだいたい5000円〜30000円ぐらい。
大きさやスペックにもよりますが、1万円前後のものが多いようでした。
軽量で持ち運びやすい机上タイプのものも人気のようで、例えばこれは↓5000円ぐらい。
お手頃価格で口コミの評判もわりと良かったので候補に入れていましたが、
ちょっと小型すぎるので今回はやめときました。
でも、バッテリー内蔵の充電式なのでアウトドアやベランダで使うのも良さそうだし、
友人へのプレゼントにしても面白いかもと、引き続きお気に入りには入れてあります😊
どこのメーカーが作っているのか分からないものが多いのですが(たぶん多くは中国)、
日本のメーカーのものももちろんあります。
例えば、アイリスオーヤマ。
そして、山善。
山善は結構いろんなタイプを作っているよう。
とにかくいろんなメーカーからいろんな種類が出ているので、
使う環境に合わせてお好みで、という感じですね。
私が買った冷風扇
色々あって迷いましたが、私が選んだのは↓この冷風扇。
<2024年7月追記>現在は販売されていないようです。
楽天市場で、私が見た中ではクチコミの評価が良かったのが決め手でした。
ただ、商品のサイトにはよくわからないブランド名しか書いておらず、
どこ製かも分からなかったので、若干の不安はありましたが、
楽天市場のお買い物マラソン中で、獲得できるポイントを差し引くと1万円ほど。
失敗してもまあいいかと思える価格だったのでとりあえず試しに買ってみたのでした。
届いたのは注文して3日後。
箱を開けるとまずキャスターが入っていて、
本体はこんな感じ。
操作パネルを保護するためのテープの貼り方が雑すぎて、
絶対日本製じゃないだろうなと思ったら…
本体の背中部分に貼ってあるラベルに「Made in China」の文字。
まあそうですよね、という感じで、特に気にせず、とりあえずキャスターを装着。
素材などよーく見ると若干チープさはありますが、パッと見はスッキリ、シンプルでいいです。
取り扱い説明書とリモコン、保冷パックが2個ついてました。
一応、アフターサービスの案内もついてました。1年保証がついているようです。
使い方は簡単。まず電源を入れる前に、上部の蓋をパカっと開けて水を入れます。
8リットルの水が入るようになっているので、頻繁に水を給水する必要はありません。
先ほど紹介したアイリスオーヤマの冷風扇は5リットルほどなので、
それと比べると大容量ですね。
水を入れるだけでもいいのですが、
この部分に、水を入れて凍らせた保冷パックを入れるとより冷風になるとのこと。(氷でもOK)
あとは電源を入れるだけ。
そのままでも結構涼しいのですが、「冷風」という❄️マークをピッと押すと風がより冷たくなります。
水を入れなくても普通に扇風機として使えます。
冷風機として使用する場合は必ず水を入れなければいけません。
風は、「正常風」、「自然風」、「睡眠風」と3つのモードがあって、
「UV除菌モード」や「マイナスイオンモード」もあり。
ちなみに「ルーバー」というのは、いわゆる首振り機能。
表示されている温度はその時の室温。(電源を入れたばかりだったので29℃)
本体の作りが若干アナログちっくというか、
ほぼ給水タンクと給水フィルターだけで出来ているような感じで、
ハイテク感はありませんが、
一応、最低限あるといいなと思う機能は付いてます👍
買って良かった5つのポイント
- ①思っていたよりも涼しい!
-
水を入れるだけで結構涼しい風が出ます。扇風機の生ぬるい風とは明らかに違う感じ。
保冷パックを入れなくても冷風モードにするだけでかなり涼しいです。
確かに保冷パックを入れるとさらに少し涼しくなったような気がしましたが、
そんなに変わらない気もして、保冷パックはあまり使ってません。
私個人的には水だけで十分。ちょっと寒いぐらいの時もあって、
その場合、冷風モードを切るのですが、それでも結構涼しい気がします。 - ②スポットで涼しくできる!
-
これはこの商品に限りませんが、部屋全体を涼しくするのではなく、
スポット的に涼しくできるのがとても便利です。
例えば、我が家の場合、私は冷え性で冷えすぎるのが苦手なのですが、
旦那さんは超暑がり。エアコンの温度を旦那さんに合わせると寒くてしょうがなかったのですが、
これがあれば、エアコン温度は私好みの高めに設定し、旦那さんは冷風扇でスポット冷却❄️
体感温度の違いすぎる2人でも仲良くできます😊 - ③意外と静か!
-
冷風扇も、モノによってはうるさくて夜眠れないというクチコミがあるものが結構あったので、
音が静かというコメントがついていたのが、この商品を選んだ決め手のひとつでもありました。
期待通り、全然うるさいと思うことはありません。
むしろ、微風にしてると電源ついてるかな?と確認するレベル。
それぐらい自然な優しい風で、しかも上部の操作パネル部分が、
節電モードなのか、消えてしまうので、うっかり電源を消し忘れてしまうこともありました。
それはちょっとデメリットでもありますが、とにかく音はうるさくありません。
冷風モードだと水の音が結構しますが、それも私的には全く気にならず、
むしろ心地よいぐらいです。 - ④動かすのが楽!
-
本体自体はとても軽く、水を入れると少し重くなりますが、
キャスターが付いているので動かすのが楽です。
なので、リビングや寝室はもちろん、キッチンや浴室洗面所でも使えて便利。
特に、浴室洗面所でドライヤーしてると暑くて途中で嫌になりますが、
これがあると快適で髪が乾くのも早い!
カビ対策で湿気のこもった場所にしばらく送風で置いておいたりもします。 - ⑤節電になる!
消費電力は60wので、強モードで8時間運転しても、なんと、
1日あたりの電気代はわずか13円ほどだそう🫢
寝てる間も安心してつけっぱなしに出来ますね。
今年は電気代が高いので、エアコンをできるだけ控えて、
この冷風扇が大活躍しています。
ちなみに、冷風扇は水を使うため、湿度が上がるらしいのですが、
今のところそれは特に感じておらず、涼しいので気にならないのかもしれません。
まとめ
ということで…
謎のメーカーで若干不安はありましたが、特に問題はなく快適で、
旦那さんと取り合いになるのでもう1台買い増し😎
この夏の暑さ対策は万全です👍
冷風扇、いろんな種類があるので、気になる方は環境と好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
<2024年7月追記>現在は販売されていないようです。
この冷風扇もも使いつつ、今年(2024年)はシーリングファンライトも大活躍しています。
冷風扇は主にキッチンや洗面所、脱衣所で使い、部屋はシーリングファンライトで暑さ&節電対策!
めちゃくちゃおすすめです!
↓↓
コメント