【静岡・御殿場グルメ】三つ星シェフと老舗和菓子屋「とらや」のコラボレストラン「Maison KEI(メゾン ケイ)」でランチ

今年最初の旅行は静岡県御殿場に行ってきました。

新年、やはり縁起のいい場所に行きたい!富士山が見たい!ということで、御殿場にしたわけですが、
富士山とともに楽しみにしていた目的地がいくつかありました。
そのひとつが、今回紹介するフレンチレストラン、
Maison KEI(メゾン ケイ)」です。

500年の歴史を持つ老舗和菓子屋【とらや】と、2020年のフランス版ミシュランガイドで
アジア人シェフとしてはじめての三つ星を獲得した
Restaurant KEI】の小林圭シェフがコラボレーションして、
2021年1月にオープンしたお店です。

何度か予約を試みましたが、大人気でなかなか希望日に予約が取れず、、

今回、ようやく念願のランチの予約を取ることができ、とても楽しみに行ってきましたー。

目次

お店の場所

お店へのアクセスは車が便利。
東名高速道路の御殿場ICから2キロぐらい、10分ほどの場所にあります。

私たちは東京インターから高速に乗り、途中海老名のサービスエリアに寄ったので、
2時間弱で御殿場に到着。
高速がすいていて、サービスエリアに寄らなければ1時間半ぐらいの距離ですね。

この日は天気も良くて、高速を走ってる時から富士山がキレイだった〜

カーナビだとピンポイントで目的地に設定できなかったので、ちょっと迷ってしまいましたが、
すぐ近くに「東山旧岸邸」や「とらや工房」などもある人気観光スポットなので、
その辺りを目指して行くと分かりやすいと思います。

御殿場プレミアムアウトレットからも5分ぐらい。敷地内には30台ほど停まれる駐車場もあります。

電車の場合は、JR御殿場線 御殿場駅からタクシーで15分ほど。
 ↓↓バスも出てます🚌
JR御殿場駅から「御殿場プレミアム・アウトレット」行きで「東山旧岸邸前」(所要約6分)下車 目の前
JR御殿場駅より「東山循環」で「東山」(所要約18分)下車 徒歩2分*平日のみの運行

ちなみに…
「Restaurant KEI」の小林圭シェフととらやの出会いは、2010年。
18代当主・黒川 光晴さんがフランス・パリに勤務していた当時、
小林シェフは「Restaurant KEI」の開業準備の真っ只中で、
黒川さんは、食材調達に同行させてもらったり、
厨房作業を見学させてもらうなど、多くのことを学んだそう。
常に味を突き詰める小林シェフの姿勢に感銘を受け、
「いつかご一緒できる機会があれば」という強い思いが、
年月を経て形になったのがこの「Maison KEI」。
東京の喧騒から離れ、気軽に、少しゆったりと、
料理やお菓子を楽しんでもらいたいと、
食材と水の豊かなこの場所にお店を構えたそうです。

素敵なストーリーだね

こちらでは、その小林圭シェフのもとで研鑽を積んだ佐藤充宜シェフが腕を振るってらっしゃいます。

店舗デザインは建築家・内藤廣さん

広々とした敷地内に建つお店の設計は、建築家の内藤廣さんが担当されたそうで、
外観も内装も、あちこち素敵。

木の温もりを生かした温かみのある作りになっていて、
フレンチレストランですが、とらやの和の雰囲気も美しく融合されています。

待合席の鏡餅はとらやの自家製かな?

席に案内して頂くと、店内は全面ガラス張りのような作りで、とても開放感あり!
目の前に富士山を望むことができるようになっているのですが、
が、、

この日は残念ながら、とてもいい天気だったにも関わらず、
ちょうど富士山のある場所にだけ厚めの雲がかかってしまい、裾野しか見えず、、、

惜しい〜

ちなみに、目の前にある木は桜だそうで、桜の季節も良さそうですね。ライトアップもされるようです。

天井も高くて美しい◎

窓の景色を眺めつつ、振り返ると厨房の様子が見える窓があって、
シェフ達が忙しそうに料理されているのがちょっとだけ見えました。

テーブルに並ぶカトラリーやグラス、器などは、どれもひとつひとつこだわりが感じられるものばかり。
このナプキンも東京・代官山にある手ぬぐい専門店「かまわぬ」に作ってもらっているオリジナルだそうで、
販売もされていましたが(3色ほどあって、たしか1100円)、なんと持ち帰りOK!

車だったのでソフトドリンクを注文。
これはたしか、静岡のみかんとジャスミンか何かのハーブティーを使った自家製ドリンクだったかと…

得意のうろ覚え

ランチコースの内容

ランチは、4800円、9000円、12000円の3つのコースがあったので、
今回私達は9000円のコースにしました。

ちなみに、ディナーも、5500円、9000円、12000円の3コース。
そんなに変わらないんですね。

夜だと景色が見えないからかな?

アミューズのグジェール

まず最初は、グジェール
シュー生地にフランス産のコンテチーズ(24ヶ月熟成)を練り込んだ一口サイズのアミューズ。

チーズの香り、余韻が最高!
5個ぐらい食べれる。

スープ・ド・ポワソン

次は、魚介類を使ったスープ・ド・ポアソン
海老かな?と思うような色味と香りでしたが、金目鯛の出汁をベースに、カルダモンやサフランなど、
さらにほんの少しの西京味噌を加えて、まろやかさとコクを出しているそう。

ちょっと香ばしい香りもしてめちゃくちゃ美味しい!
アツアツで、胃がじんわりあったまる〜

和牛のタルタル

コンソメのジュレをのせた見た目も美しい赤城和牛のタルタル

和牛のタルタルとパン

パンは近郊の長泉町にある人気店「ブーランジェリー・アダチ」に作ってもらっているオリジナルだそうで、
外はカリッと香ばしく、中はもっちり、しっとり。
ほんの少し甘みも感じるような、とてもとても美味しいパンで、
何度もおかわりしてしまいました。

添えられたのは、セドリック・カサノヴァのシチリア産オリーブオイル。
以前気に入って使っていましたが、最近お店がなくなってしまって手に入らずだったので
ちょっと嬉しい再会でした。

1個1個、抜かりないセレクトで好みのものばかり〜

庭園風サラダ

そしてこれが、庭園風のサラダ!小林圭シェフのスペシャリテだそう。
真ん中の白い泡はレモン風味。ブラックオリーブとアーモンドのクランブルをかけて、
食感と甘みをプラス。泡の下には、トマト、ルッコラ、アンチョビのソースが忍ばせてあって、
「お箸でよく混ぜて全体が緑色になったらソースが完成です」とのこと。

なんてお洒落♪

庭園風サラダ

よく混ぜるとだんだ緑色になってきて爽やかな香り。
色々な種類の野菜の中にスモークされたくぬぎ鱒も入っていて旨味もあり、
酸味のあるソースとよく合います。

食感も楽しくて食べ応えあり

金目鯛のうろこ焼き

そして、魚料理は金目鯛のうろこ焼き
皮はパリッパリでめちゃくちゃ香ばしく、身はしっとり。完璧な焼き加減。
添えてあるレモンのコンフィやアンチョビなどの酸味をアクセントに、
味を微妙に変えながら楽しんで食べられます。

これまで食べたうろこ焼きの中でもトップ3に入る優勝候補!

鶏胸肉のロースト

メインは、鶏の胸肉。
パサつくイメージの胸肉ですが、低温調理かな?プルッと柔らかくめちゃくちゃジューシー!
家では絶対できない素晴らしい仕上がりでした。
マスタードのソースと、鶏の出汁のソース(たしか)も美味しかった👍

ちなみに、プラス料金で他のお肉にもかえられます。

  • 蝦夷鹿…+1980yen
  • 小鳩 ランド産…+3190yen
  • 和牛…+3960yen
あんこのデザート

デザートは、とらやのあんこを使ったアイスのデザート。
仕上げに、あんこと黒糖を使ったソースをかけてくれます。

上のメレンゲをスプーンで叩いて割って、お召し上がりください、とのこと。

あんこのデザート

あんこのアイスにあんこのソースと聞くと甘ったるそうですが、そもそもあんこが美味しいし、
柚子も使っていて、甘すぎずとても爽やか!
メレンゲの食感も相まって味のバランスが絶妙で最高に美味しいデザートでした。

こんな美味しいデザートにしてもらったらあんこも本望だね

黒胡麻のパンナコッタ

あんこのデザートで終わりかと思いきや、もう一品、黒胡麻のパンナコッタが出てきました。

器もステキ♪

黒胡麻のパンナコッタ

最初から最後までどれも美味しく、大満足のランチ。
強いて上げるなら、金目鯛のうろこ焼きとあんこのデザートが特に印象的でした。

食後のコーヒー

食後の飲み物はコースには入っておらず、追加注文。
とらやのあんこにラムレーズンを練り込んだペーストを塗ったクッキーを添えてくれました。
お店で販売しているのでお味見のよう。

ということで…

お腹いっぱい!
サービスも好印象で、気持ちよく過ごせました。
ひとり、サービスの方の中に、舞台俳優さんかなと思うようなバリトンボイスの方がいて、
声が良すぎてたまに料理の説明が入ってきませんでした(笑)

これで富士山が見えたら最高でしたが、またの機会のお楽しみということで😎

なんちゃって富士山

                         ↑この富士山はお砂糖入れです。

帰り際、佐藤シェフが出てきて下さり、ご挨拶&お見送りしてくださいました。
まだお若そうで、今後のご活躍も楽しみです。

ごちそうさまでした😋

手土産に良さそうなお菓子やあんこのコンフィチュールなども売ってました♪

店舗情報&予約の取り方

「電話予約は翌々月末日まで承ります」とのことで、
今回、私の1月上旬の予約は、昨年の11月上旬に電話して取りました。
人気店なので、早めの予約をオススメします。

特にランチは早い方が良さそう。
昨年12月からウェブ予約もスタートしたようですが、
ウェブでの予約は30日前からとのことで、電話予約の方が早く予約できるので確実かもしれません。

詳しくはお店のホームページでチェックしてみてください👍

Maison KEI
〒412-0024 静岡県御殿場市東山527-1
Tel:0550-81-2231


ちなみに、食べログの点数は、4.00でした♪
(2023年1月11日現在)

納得の高得点

ということで…

今回は、御殿場旅行の目的のひとつ、Maison KEIについて書かせて頂きましたが、
その周辺情報や、もうひとつ、
旅の目的地としてとても楽しみにしていた話題のホテルが最高だったので、
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